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惑わし-ゲーム
【ファンタジー 官能小説】

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惑わしゲーム-9

カメラは近くから、そして開く足の間に入り下から見上げるように撮影していきます。
彼がスピードをあげて突き上げてくれました。
それに耐えていましたが、声までは抑えられません。
そして、とうとう腰が抜けたように体制が崩れてしまいました。
そんな私をソファーへ寝かして、上から乗りかかると続きをします。
私は声を上げながら彼にしがみつきました。
動きが早くなります。耳元で、「中でいいかい」彼がささやきました。
だめとも言えました。
でも彼のおしりに足を絡めてしまいました。
彼は嬉しそうに、もっともっと早く腰を振ります。
そして私がイくのを待っています。
私の息が荒くなり、「イイ」体が震えた時、彼が中に出したのが分かりました。
それがあたしをもっと気持ちよくさせます。もっともっと欲しくなります。
しがみ付いて、大きく叫んで彼の放出が止まるのと同時にソファーに崩れました。
彼は離れると、肩で息をしている私のおなかにキスをしてくれました。
下から流れ出るものを、カメラがまだ追っています。
「うまいもんじゃないか」クダニが嫌な笑いをしながら近づいてきます。
「天職なんじゃないのか」股をのぞき込み、ももにさわろうとしました。
「いや」跳ねのけて隠しました。こんなやつ、見られるだけでも最低です。
「そうだな、『歌うセクシーモデル』で売り出してやるか」ベッドの横に座ります。
「いやだ、そんなの」
「では、『歌うセックスモデル』だな。いや、『セックスドール』にしよう」
「やめてよ」
「歌だけでやっていけると思ってるのか。おまえは昨日みたいな演出で売るんだ」肩にさわってきます。
「裸同然のコスチュームとセックスまがいの振り付けで歌って、バックのスクリーンにおまえのポルノビデオを流す。最初は少しぼかしを入れよう、会員だけがクリアなのを見るんだ」
「変態」
「そういうお前が喜んでやっていたじゃないか」肩から前に手を回してきて、抱え込みます。
「ライブではおまえを見た客たちの乱交が始まるぞ」クダニが腕の隙間から手を差し込もうとします。「私もためしてやろう」
みんなの方に、「休憩にしてください」
「よし、30分の休憩」監督が出て行きます。
「手をどけろ」クダニが腕を無理やり引っ張り、乳房につかみかかりました。
あたしは貧血を起こしそうになりました。こいつとなら、なめくじの方が千倍ましです。
「やめて」
「嫌なら後ろを向いてろ」胸を揉みながら、おしりに手が伸びてきます。
「ヤダ」思わず逃げました。
「俺の言うことも聞けないのか」
「やだ」
カメラマンが面白そうにそれを撮っていました。
「そういうが、あんたできるのかい。してるとこ全部を何万という人に見られるんだぞ」カメラを顔に向けます。
「それでもあんたはイチモツを大きくしていられるか。女を喜ばせるテクニックを持っているのか。笑われるぞ」ファインダー越しに笑いました。
「いいじゃないですか少しぐらい、役得というやつです。カメラは止めろ。あなたも休憩に行きなさい」


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