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「罠 (童貞詐欺)」
【熟女/人妻 官能小説】

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M松崎明日香 再び-1

一人住まいを始めてから実家を訪ねた事が二度あったがその二度とも門前払いを食わされた。
玄関の鍵を開けて貰えなかったのだ。それほど母は翔を警戒しているのだ。
それは当然と言えば当然だ。巨根をくわえさせられ濡れたヴァギナに指を突っ込まれたのだ。
しかもその時感じていたのも見抜かれ落城寸前まで追い込まれたのだから。
仕方ないので父に電話した。
「もしもし翔です。来週の日曜日父さん誕生日だよね。僕も祝いたいので久しぶりに実家へ帰ります。
そしてこの事を母さんにも伝えておいてね。」
「うん。分かった。わしはその日断れないゴルフコンペがあるんだけど夕方5時には帰るよ。
勉強の方ははかどっているんだろうな?」
「はい。大丈夫です。目指す東大医学部に合格できる偏差値をキープしています。」

日曜日昼からすぐに実家へ帰った。父からの指示なんだろう、すんなりと迎え入れてくれた。
久しぶりに会う母はさらに美しくなり妖艶でセクシーに見えた。
すぐに自室にこもり大型ハードディスクに残された盗撮映像を整理する。
一度松本さんに迫られたがキッパリと拒否し剥き出しのペニスも無視した。
男根崇拝の癖をも克服したようだ。
それ以後松本さんも諦めたようで関係は途切れる。
そして時々親父の下手なセックスを受け入れる。
その分オナニーの激しさが増したような気がする。
母が食材を買いに出かけた間に寝室の隠しカメラを外す。

母の調理が終わり宴の用意が出来たところで父が帰宅した。
「明日香。こんど梅田店を任せる事になった新婚の沢田君夫婦だ。」
「まぁ。お若い方が来られるのなら洋食にした方がよかったかしら。
でも今日は主人が主役だからこの人の好きなすき焼きで我慢してね。」
「ほう、すき焼きか。なら松本も食って帰りなさい。」
両親、沢田夫妻、松本さんそして僕の6人による誕生パーティは盛り上がり夜は更けて行く。
ビールやワインの空瓶が出来た頃、沢田夫妻が帰り追うようにして松本さんも帰宅した。
皆に酒をすすめられホンワカとした両親と飲酒を禁じられた僕の3人が残った。
「父さん一寸心理テストやってみようか?
真夏の暑い日に帰宅したらデスクに冷水の入ったコップが3つ並んでいます。
分量は満杯、半分、七分です。どの水を飲みますか?」
「そうだな、七分だな。満杯だとこぼしそうな気がするからな。」
「母さんはどうですか?」
さっきから翔とは会話しない母が父を上手に間に挟むことによって会話は成立していた。
「炎天下の帰宅でしょ。私なら多少こぼしても満杯の水をがぶ飲みだわ。」
思い通りの解答を得られて内心ほくそ笑む。
「で、これは何の心理テストなんだ。」
「はい、欲求不満度のチェックです。」
「なるほど、それじゃ水をがぶ飲みした明日香は欲求不満のかたまりって事だな。ハハハ」
だがその原因に自覚があるから急に黙りこくる。
母は目を吊り上げて翔を睨みつける。
「ところで父さん週に1〜2回自宅で夕食取りたいのだけど駄目かな?」
間髪を入れずに母が答える。
「一人暮らしは翔に勉強の場所を与える為だけじゃ無いの。自立して欲しいから私からこの人に頼んだのよ。
志し半ばで挫折したら駄目よ。ねっあなたそうでしょ。」
「実は先日体調が悪くてクリニックヘ行ったんだ。栄養失調だって。
医者が言うには週に1〜2回でもちゃん家庭で食事すればましになるって言うんだ。」
父が答えようとする機先を制して母が答える。
「そういう事なら仕方ないわね。週1回なら食べに帰って来てもいいわよ。」
父なら週2回って言うはずだ。それを察知して機先を制した母の思いが見える。
「明日香がそう言うのならそうしなさい。」


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