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「罠 (童貞詐欺)」
【熟女/人妻 官能小説】

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M松崎明日香 再び-2

自宅のマンションに向かう電車の中でのいつものトレーニングにも力が入る。
(しかし男根崇拝を克服したとなればあの方法は使えない。盗撮映像を上手に使う手立を考えないといけないな。)
そして週に1回明日香に会う口実が出来た。
明日香も危険を感じながらも拒否する事は出来ない。
数回実家で食事をとった後翔が仕掛ける。
「もしもし。翔です。明日ちょっと行けなくなったんで明後日の土曜日にして欲しいんだ。
明日は東大に合格した先輩たちの成功例を聞きながらの食事会があるんだ。
担任から役に立つから松崎も必ず出席しろと言われたんです。」
「そう。でも土曜日は嫌だわ。来週2日間にしない?」
「いや。たまには食後もゆっくりしたいから土曜日で頼むよ。」

土曜日、西宮北口の洋菓子店に寄る。母の行きつけの有名店だ。
行列に並んで母の大好物のモンブランをゲットする。
食後の団欒を狙ったものだがあまり期待はしていない。
案の定、食事の後「ケーキとコーヒーは翔の部屋へもっていくわ。」と言った。
それならば次の作戦だ。
自室でケーキを待ちながら盗撮映像の鑑賞だ。
ドアーをきっちり閉め大きめの音を流す。
明日香はトレーにコーヒーとケーキを乗せたまま部屋から聞こえる卑猥な音に聞き耳を立てる。
「明日香、きれいだよ。」という聞き覚えのある夫の声だ。
あの映像は消すと言いながら消していなかったんだ。
ケーキのフォークをそっとポケットに隠しドアーをノックする。
パタンとノートパソコンの閉じる音が聞こえ「どうぞ」の声を聞いて入室する。
「あっ、フォーク忘れた。キッチンからとって来てくれる。」
パソコンを開く。色んなファイルが整理されている。
【明日香(父と)】【明日香(オナニー)】【明日香(Mと)】などだ。
ファイルを開こうとした時足音が聞こえパソコンを閉じる。
未だ寝室が盗撮されたかどうかわからないが不安な気持ちで心乱れる。
翔はパソコンを覗かせるという目的を果たせた実感を得た。
母には今夜パソコンを持って帰ると告げてある。
「どう?たまには実家の広い風呂にゆっくり浸かって勉強の疲れを取ってから帰ったら?」
想定内の申し出ににっこり笑って「えっ、いいの?ならそうするよ。」
入浴は時間をかけて母がパソコンを見る時間と削除する時間を与える。
明日香は心配だった【明日香(Mと)】のファイルを開く。
やっぱりMは松本だったと知り、目の前が暗くなる。激しいオナニーも覗かれた。
いずれも他人には見られると思っていないので恥かしくなるほどの乱れ方だ。
先日心理テストで欲求不満を見抜かれ淫乱な性癖まで知られた。
パソコンのデータはすべて削除したが心配だった。
どこかにコピーが残っていたら。そしてそれを夫に見せられたら。不安は膨らむ。
翔の作戦通りだ。
こちらから切り出せば意地になって拒否るか開き直るかだと明日香レポートは教える。
「主人との秘め事映像は消すと言ったわよね。何故消してないのよ。」
他のファイルには触れずその一点を追求する。
「ごめん。消そうと思ったけれど母さんの裸体や性交があまり凄いので消すのが勿体なくなっちゃって。」
「今削除したからいいけど、人に見せたりコピーしたりしていないでしょうね。」
「うん。誰にも見せてないけど自宅マンションのパソコンにキープしてる。全部!」
最後の全部に力を入れる。
「それも消しなさい。あんな変な映像が翔の手元にあると思うと落ち着かないわ。」
「嫌だよ。それに変な映像じゃないよ。すっぴんで全裸、しかも演技なしの明日香さんの姿だよ。
作り物のAVに比べたら魅力的でセクシーな映像だと思うよ。」


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