H鍛錬-1
オナニーの寸止めの射精は耐えれるのに性交の射精は5〜6分が限界だ。
大急ぎで抜いて彼女の腹にぶちまける。
しかし射精に至るまでに涼子さんを絶頂に導いているのだから早漏とは言えない。
翔の望みは射精をコントロール出来るようになることだ。
二回戦は人妻に獣の姿勢をとらせた。
そして美貌の人妻を思い通りに動かせる立場になったことを実感する。
「それじゃ入らないだろ。もっと開いてくれなきゃ。」
恥かしい体勢を取らせゆっくりと挿入する。
教本の通りスローセックスに終始する。
人妻が快感を訴え崩れ落ちた後もスローピストンは続く。
いわゆる寝バックの体位になり膣のしまりが強くなる。
翔の我慢もここまで。尻や腰のあたりを汚す。10〜11分は耐えれたようだ。
こんな状態が毎日続く。
競馬には「100の調教より1の実戦」という言葉がある。
翔に当てはめるなら「100のオナニーより1の性交」という事だろう。
どんどん我慢の時間が延長される。
同時に射精感が生まれるのも遅くなっているようだ。
10日目には1度も射精せずに涼子に2度のアクメを与え3回戦を迎える事が出来た。
そしてその3回戦のインドラーニで快感に耐える涼子を見た時にその瞬間が来てしまった。
抜去しようとしたが女の腕と両足がそれを阻止していた。
「大しゅきホールド」・・・・「中出し」しそう・・・・最悪の状況で耐える。
女は腰を使い射精を誘発する。
人妻の膣が震えたが懸命に耐える。
PC筋の鍛錬は無駄ではなかった。
精管の締め付けに成功し、こぼしたザーメンを最小限に抑えたのだ。
ゆっくりと腰を振り続け4回戦に向かう少年に女は驚愕しながらも狂喜していた。
この日のこの経験は翔にとっては大きな分岐点になった。
PC筋の使い方を覚えたというかコツを知ったと言うか
とにかく精管を締め付け精液を出さない技を習得したのだ。
昼間は今まで通りPC筋のトレーニング、オナニーによる射精の我慢を地道に積み上げていく。
夜は涼子相手の実戦だ。セックスによる快感が目的ではない。
相手を出来るだけ大きく炎上させ、自身をいかに冷静に保つかの訓練だ。
普通の性交は男女とも気持ち良さを求めるためにある。
翔の性交は相手の快感の為に自分を犠牲にするものだ。
この翔の特異なテーマに狂気とも思える執念で毎日取り組む。
そして10日目ついに射精を完全にコントロール出来るようになる。
そして毎日何度も逝かされ続け翔の来宅を待ちわびる様になった途端来なくなった。
次に来たのは7日目だった。人妻の欲求不満を見越しての訪問だった。
人妻は嬉々として少年をベッドルームに導びく。
しかし人妻はこれから始まる快感地獄を知る由もなかった。
二人はすぐに全裸で抱き合い前戯もなしにすぐにまたがった。
7日間の禁欲があっという間に絶頂に押しやる。
「ああ〜」と切なく甘い声を漏らした瞬間少年の仰向けの体勢が横向きに変わる。
「えっ、どうしたの?」すぐに少年は元の体勢に戻る。
再び自らハメて騎乗位の体位を取る。
今度は絶頂の寸前で膝を立てる。
もちろん膝はぴったりと閉じている。
当然結合はズレ怒張は弾ける様に飛び出る。
「もうっ」怒りの目で睨みつける。
あの片山雛子の凛とした怒りの目つきだ。
でもその鋭い眼光の中の媚びを翔は見逃さなかった。
だから平然と体位を変え正常位でゆっくりとピストンを繰り出す。
絶頂の山を九分ほど登ったところからピストンの速度は速くなり一気に山頂まで上り詰める。
「あ〜もう駄目〜いっ逝・・・・・・・」無情にも高速ピストンは停止しゆっくりと出ていく。
必死に腰で追うが女の望みは叶えられない。
人妻は少年の意図を知った。(生意気な子ね。大人の女をなめているのね。)
少年は肉茎の角度を変えた。インドラーニだ。
さすがにこの寸止めには耐えられなかった。
(生意気な子の思い通りにはならないわ。)でも彼女の淫乱な肉体は悲鳴を上げる。
「お願い焦らさないで。」なまめかしい涙声で媚びる。
しかしその目は憎悪に満ち決して屈服はしないと言っている。
「未だだ。」先程よりさらにスローなピストンが膣の天井に向けて動き出す。
そして寸止め。これの繰り返し。目の前にある恐ろしいほどの快感を手に出来ない。
絶頂出来ないが故女体はさらに燃え上がり蓄積された快感ははけ口を失って渦を巻く。
「ああ〜もう駄目。我慢できない。お願いよ。」ついに本気で懇願する。
「逝きたいのか。じゃこのリモコンのRECボタンを押すのだ。」
逝く寸前で怒張は静止している。ピストンするか抜去するかは少年の意志にかかっている。
少年の指さすチェストの上のカメラレンズに気付いたがRECボタンを押してしまった。
翔との映像が残れば琢磨とのハメ撮りを消してもらっても何の意味もないのだが考える余裕がないのだ。
怒張はゆっくりと動き始めついに人妻がため込んだ快感が爆発する。
生まれて初めて感じる強烈な快感に肉体はとろけ脳にはピンクのモヤが掛かり記憶を失う。
頬をたたかれ正気に戻った瞬間、獣の姿勢をとらされる。
そして再びスローピストンが始まる。
先程失神するほど逝かされたのにゆっくりとではあるが快感が増していく。
少年のそれは萎えるどころかさらにその硬度を増し雁も傘のように開く。
この凶器ともいえる男根のピストンに耐えることは出来ない。
涼子は自分の感じやすい肉体を恨みながらその寸止めに耐え続ける。
回数を重ねるたびに翔の寸止めのタイミングは絶頂のタイミングに近づく。
最後には恥かしい言葉で懇願する羽目になる。
こんな鍛錬が毎日続き、射精のコントロールも完璧に近づく。
そして連日の実戦により焦らしの究極のタイミングを覚える。
翔が涼子を自由に転がせるようになり自信を深めた頃、琢磨が退院してくる。