F筆下ろし-2
「今日の敗北は明日の勝利につながる。」模試に失敗した時の担任の言葉を思い出す。
失いかけた自信が少しずつよみがえる。
「そうだ。僕だって彼女を逝く寸前まで追いつめていたんだ。」思い出して気持が楽になる。
鼻歌交じりに髪のシャンプーを洗い流した時下半身に血流がみなぎるのを感じた。
「そうだ、別に明日の勝利にこだわらなくてもいいんだ。試合はまだ終わったわけじゃない。
最終回の大逆転だってあり得るんだ。
全裸でベッドルームへ入る。
「凄っ、若さっていいものね。」
着ていたバスローブに手が掛かると「駄目よ。もうお終いよ。」と抵抗する。
筆おろしは義務だったが不倫はしないわという意味なのか。
自分が38歳の人妻で相手が息子の同級生16歳なのを思い出したのか。
訳は分からなかったが今止めるわけにはいかない。
力ずくでバスローブを引っ剥がし全裸に剥いた。
心とは裏腹に性交を拒否る微妙な女心を知るには若すぎたがここは力ずくが正解だったようだ。
翔はおさらいの積りで乳首への愛撫から始める。
知り尽くした女の弱点を攻め少しづつ攻勢を強めていく。
ただ先程より遅いスピードだ。さっきは初めてのセックスに興奮し先を急ぎすぎた。
そしてここで変化球を投じる。
乳首をくわえたまま翔の右手はヴァギナに向かう。左手はもう一つの乳首だ。
右手の中指が潤った亀裂に滑り込む。
「いい〜いい〜」と呻きながら翔の肩をたたく。
探検隊の様に右手の中指はいろんな場所を探求する。
指が亀裂の中へ侵入するにつれて「いい〜いい〜」の声が大きくなり涙声に変わる。
そんな時彼女の身体がビクンと反応し声も出せない状態になる。
トントンの快感の合図を送るべき手も僕の肩をギュッと握ったまま震えている。
膣奥5cmの天井側、少しざらついた場所を脳にインプット。
もう一か所おなじ反応をしめした場所があった。
膣口上部の小さな突起だ。もちろんそこもインプット。
そのインプットされた小さな突起に唇を移動。
初めてのクンニであったが燃えさかる女体はそのぎこちなさを見抜けない。
指での愛撫が柔らかな舌に変わるだけだが女の屈服感は倍増する。
その状態から知識豊富な翔は指でもう一つのポイントを弄る。
もう「いい〜いい〜」の声も肩をたたく動作もない。ただ歓喜の涙声が甘く流れるだけだ。
この攻撃に堪え切れなくなって女は腰を引いた。
未熟な男の子に指で逝かされるのを恥じたのだ。
「もう一回やりたいんでしょ?」両足をM字に開いた。
女に導かれ切っ先に愛液をまぶしグッと差し込む。
ゆっくりとピストンが動き始め愛液のオイルがまわり始める。
M字開脚で初めて見た女陰は女の見た目の上品で凛とした風情を打ち消した。
それゆえ少年の脳は燃え上がることなく冷静さを保つ。
おおきな亀頭で先ほどインプットしたポイントを攻める余裕があった。
指と舌で絶頂寸前まで追い込まれていた人妻はこの攻撃に耐えられなかった。
膣が震え快感が全身に回り始める。
完璧に逝かされたが「逝く」とは言わなかったから未熟な少年にはわかっていないはずだ。
再びゆっくりとピストンが動き始める。
数分後ピストンのスピードが徐々に増しシリンダーの天井を擦り始める。
はっとして人妻は少年の目を見る。
(笑ってる。この子笑ってる。)
その間も快感の上昇は止まらない。
そしてその時が来た。快感が脳を突き破り全身に震えがまわる。
「ああ〜逝く〜逝く〜うう〜ん逝っくぅ〜」堪らず少年の身体を引き付ける。
少年は心の中でガッツポーズ。あの鍛錬は無駄ではなかった。
しかし少年の我慢もここが限度。人妻の腹の上に放出する。
そしてAVで見たように射精直後のペニスを彼女の口元へもっていく。
やる事はいっぱしの熟練した成人男子だがそのすべてがぎこちない。
「おばさん。いや涼子さん筆おろしありがとう。よかったよ。」
生意気な口調で着衣を整える。