熟れ尻-1
「こんなモノもありますよ」
「ええ・・」
「マニアックな女性に人気です、この仮面被れば原始人とセックスも出来ます」
「これが原人なの・・・」
「ネアンデルタール人の顔です、良くできてるでしょう」
美人の女性はいつも周りからちやほやされ、ハンサムな男は今までに飽きるほど見てきている、だから中にはこういったグロテスクな顔を持った異性との関係に興味を持ち興奮するのである。
「原人でいきますか、それともこのグロテスクな男でも構いませんよ」
新川は美佐江の反応を探った。
「奥様いえ美佐江さん、原人をお試しになってはどうでしょう、少し荒っぽいセックスですが燃えますよ」
「そう・・・原人でお願いしようかしら」
美佐江の鼓動は徐々に高まっている、疑似であるが原人の野蛮そうで素朴な顔が妙に気に入った。
「美佐江さんお布団で待っててください、準備して伺います。」
「じゃあ待っています」
美佐江は襖隣の部屋に入って行った。
(あの原人の顔・・・いやらしいけどあんな男に犯されてみたいわ・・)
新川は裸になると腰にタオルを巻き付け原人の仮面をつけた。
鏡に映すと原人になった気分になった。
(さあ行くか・・・あの後家さんの熟れ尻をとくと拝ませてもらうぞ)
居間の灯りを切ると暗闇を手探りで寝室の襖を開けた。
スタンドに浮かぶ布団に横たわる美佐江の姿があった。
「ぐぐー・・・ぐぐ」
(来たわ・・)
布団の縁から手が這いあがってきた。
その手がいきなりパジャマのズボンに手がかかった。
「ウグ・・」
力が加わると乱暴に引き下げ、ショーツも併せて剥ぎ取った。
(へっへ・・若い女にない熟れ尻だぜ)
原人気分で珍しそうに白い肢体を広げて食い入るように見る。
美佐江も負けじと突然原人に襲われた恐怖を演じて必死にもがく。
「ああ・・いけません」
原人の剝きだした口が太腿を噛む・・・
(ああ・・感じちゃうわ)
奇声を上げながら下腹部の剛毛を手で毟る
「ああ、痛い〜」
「ググウ・・」
原人の仮面から舌が出ると肉芽を探しながら張った。
「ああ〜・・・」
(ここだな・・肉芽は・・・)
ヌタヌタ
舌を転がす
「あああ・・そ、そ、いい〜」
美佐江は布団を跳ね揚げて悶えた。
薄暗い部屋に原人姿の新川を見ながら美佐江は更に興奮を覚えていた。