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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 1日目 夜の狂宴 その3-5

何か所の公園を巡り、同じ行為を繰り返していった香澄は、
やはり以前のように、命の危険を感じる場面に出くわした。
やはり、たった一人でこの行動を続けていくのには危険が伴う。

ならば、いっそのこと……。
誰かに見守られていて、いざとなればその人物が助けに入れる、
という安全を担保できるなら……。

ある日、思い切って、そのことを雅和に正直に告げた。
それだけではなく、雅和に、その場面を覗いてほしいと頼んだのだ。

雅和はそれほど驚きもせず、あっさりと香澄の申し出を受けた。
雅和も、目の前で自分の妻が次々と着ているものをはぎ取られ、
夫である自分でさえ見たことのない卑猥極まりない下着姿にされ、
無理やりにこじ開けられた口にいきり立つペニスを突っ込まれながら、
バックからの激しい責め立て悶えながら腰を振る様子を見て、
異常なほどに興奮し、何度も茂みの中に射精した。

そして男たちがいなくなった後、
全裸になった香澄が、男たちのザーメンを全身に塗りたくり、
恍惚の表情を浮かべながらオナニーを始めると、
その背後から香澄の身体に抱きつき、
乳房を揉み、股間を弄り、
まだ男たちのザーメンを溢れ出させているオマ〇コに指を入れて、
ザーメンをかき出すように動かし、
地面の上に香澄を四つん這いにさせると、
そのヌルヌルした香澄のオマ〇コに、
自分のペニスを突き立てていったのだ。

この行為には、香澄以上に雅和がはまった。
雅和自身がこうしたプレイが可能な公園や河原などを物色し、
香澄に着けさせる下着まで用意するようになっていった。

時には、香澄に知らぬところで浮浪者たちに金を払い、
香澄を襲わせることまでしたのだ。

雅和にとっても、本当の意味で香澄が危険な目に合うことは避けたかったのだ。
リスクはできるだけ小さくした方がいい。
雅和が選んだ方法はそういった方法だった。

雅和には男たちの暴力じみた行動や言葉も演技だと判っていた。
それでいても、心臓がどきどきするほどの迫力があった。
もちろん、香澄は、男たちが雅和に金で雇われているなど知る由もなかった。

いや、たとえ気づいていたとしても、香澄はリアリティーにこだわり、
喉が枯れるほどの大声で助けを求め、
男たちの腕に傷を作るほどの勢いで抵抗した。

もちろん、探し選んだ場所は、香澄がいくら叫び声を上げようが、
誰にも気づかれないような場所であり、時間帯であった。

春から夏、そして秋の終わりの頃までこのプレイは続けられた。
冬になり、野外でのレイプが難しくなると、
雅和は廃ビルなどの屋内を探し出し、同様のプレイをしようとした。
だが、そうした場所では、覗き魔がいることも、
暴漢がたまたま偶然に通りかかることもあり得なかった。

雅和は血の気の盛んな男たちがたむろする場所に出かけ、
金を渡して、香澄を襲わせることを持ち掛けた。
しかし、その不自然さから香澄が、雅和の計略に気づくこととなり、
野外露出レイプは終わりを告げ、季節が温かくなっても復活しなかった。


(やだ。わたしったら……。
 なんでこんな風に昔のことばかり思い出すのはなんでなのかしら。
 レイプのことだって、露出のことだって、忘れていたことばかり。
 あ、でも、確か麗子さんには話したこともあったっけ。)

香澄は鈴木家を訪れ、初めて麗子とレズプレイをした時のことを思い出した。
(あの時は、麗子さんがわたしの心を解放しようとして、いろいろなことを聞いてきた。
 わたしは聞かれるままに、すべてのことに答えた。
 高校時代のことまでは聞かれなかったから、
 思い出さなかっただけなのかもしれないけれど、
 よく考えればわたしの原点って、高校時代。
 そして、やっぱりすべてが史恵なんだわ。)

昔のことを思うのに夢中になりながらも、
香澄の腰は全く意識しないまま、孝志の動きに合わせていた。
香澄自身、意識して動かしているわけでもなく、それは身体自身の反応だった。

孝志はそんな香澄に対して何も言わず、香澄を絶頂に導こうとしている。
誰が絶頂に導いたのか、が大切なのではない。
どこまでいけるかが肝心なのだ。
特に男はそうでなければいけないと、孝志は自分なりにそう思っていた。
母親を相手にするときも、妹の真央を相手にするときも、
あるいはその二人を同時に相手にするときも、
孝志の心は、二人をより高い絶頂へと導くことに向けられていた。

香澄が何も語らなくても、香澄が何かしらの思いに浸っていることは、
孝志にはよくわかった。
香澄の意識はほとんど自分には向けられてはいない。
それでも孝志が必死に腰を動かし、香澄の性感帯を刺激し続けるのは、
香澄の意識が向かっているものが、
香澄が絶頂を迎えるために邪魔なものではなく、
むしろ香澄自身の性欲や欲望を高め、
孝志の刺激をより強く感じさせる方へと働いていることが、
香澄の身体の反応から感じられるからだった。


(もちろん、初めての相手は匠君だったけれど、
 すべては史恵から始まった……。
 今日、史恵と再会したことで、
 これからその史恵と、久しぶりに身体を合わせられるという期待で、
 忘れてしまっていた過去や、忘れようとした過去、
 そんなものがすべて思い出されてきたんだわ。
 ああ、でも、こんなにリアルに思い出すなんて、
 もしかするとこの温泉の影響なのかもしれない。)

(……?温泉?史恵?旅行…………。)

香澄の意識がようやく現実へと向き始めた。
視線の中に、汗まみれの孝志の顔が戻ってきた。
香澄は今、自分が置かれている状況をようやく思い出し、
それを自覚するためにも、孝志に伝えるためにも、
下腹部に力を籠め、膣内の孝志のペニスを締め付けた。


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