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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その5-2

香澄は史恵の質問に、誠実に答えることにした。
「回数を数えればいいんでしょ?
 まずは、土日くらいでしょ。ここに来れるのは。」
「その土日に、何回したって聞いてるのよ。」
「えっ?ここに来れば……毎回、雅也さん以外にも必ず2人くらいは男の子がいるし。
 それで、一人と2回から3回くらいかなあ。」
「匠君とだってしてるでしょ?」
「あ、でも、匠君とはずっと触ったり舐めたりするだけだったから……。
 デートの時にセックスするようになったのは最近だよ。」
「それだけじゃないんじゃない?」
「学校の帰り?あ、でも、あれは時間も短いし。
 それに、ちょっと入れちゃ出して、ちょっと入れちゃ出して、の繰り返し。
 人に見られたら大変だもの。」
「見られたくないんだったら外でしなきゃいいでしょ?」
史恵は呆れた顔をして香澄を見ながら言った。

「だって、外でしかできないじゃない。うちも匠くんちも、家の人がいるし。」
「そんなことは聞いてないの。
 とにかくこの3か月に、その外での短いのも入れると、何回くらいしたのさ。」
「え〜と。毎週土日は匠君ともたまにここに来て……。何回くらいだろう。
 3,4回、かなあ。あ、もう少し多いかな。だから、1か月で20…30……。
 そのくらいかな。
 で、学校帰りのはえ〜と。週に4日くらいで……。3回ずつくらい、かなあ。」

史恵は少しずつイラついてきていた。
そんなに?
それが史恵の正直な思いだったのだ。
「じゃあ、ざっと計算して、200回くらい?」
「え〜?そんなにしてないよ。」
「少なくてもそのくらいよ。もしかしたら300回とかいってるんじゃない?」
「え〜?そうかなあ。」

いよいよもって史恵と綾乃は、こだわった割には、
香澄の言い訳を聞いているのが馬鹿らしくなってきた。
「ねえ、香澄。わたしでさえ、今は部活とアルバイトとか忙しいから、
 今じゃ週に1日か2日。回数だって、せいぜい週10回だよ。」
「でも、ほら、史恵は大人の人と……。」
「大人はね。若い子と違って、回数は少ないものなの。
 ゆっくりとじっくりと、なんだから。1回の時間も長いしね。」
「へえ。そうなんだ。」
「あのね。回数が少ないから良いとか悪いとか言ってるんじゃないのよ。
 でもね、香澄。あなた、もう、初心者なんかじゃないんだから。
 回数だけ考えたらむしろベテランよ。」

史恵の、思いの外に強い口調に、香澄はショボンとして下を向いた

「まあ……。なんだかんだ言ったけど、やってみようか。」
「うん。確かに面白そうだものね。」
史恵も綾乃も、実は興味があったのだ。
「それに改めて男のモノを意識して見てみるのも悪くないかもね。」
「正直面白そうじゃん。
 舐めたり入れてもらったりっていうのも有りなんでしょ?」
「時間はいくらかけてもいいの?」
「でも、わかるまで、とか言って、気持ちよくなるまで独占するのはだめよねえ。」

3人はその場面を想像し、次第に気分を高揚させていった。
「じゃあ、時間制限設けようよ。一人……。5分。」
「え〜?短すぎるでしょ。せめて10分。」
「う〜ん。待っている方としたら10分は長いかなあ。」
「じゃあ……。7分。」
「うん。7分ね。」

女3人の話がまとまったものの、男たちがその気にならなければ何の意味もない。
綾乃と史恵は、さっそく男たちを口説き始めた。
「雅也はやるでしょ?っていうか、男の子たちがその気になってくれないと、
 どうしようもないんだけど。」
「いいよ。オレも参加してやるよ。どうせ一瞬でわかるだろうけどな。」
「でも、一瞬でわかってもらえるって、ある意味幸せなことかもよ。」
「どうだかな。で、達也は当然参加だろ?」
「ああ。もちろんさ。ただ、今日はそれでいいとして……。
 次は逆もあり、だな。」
「逆?なに、それ?」
「つまり、オレたちが女の子たちのを触ったり見たり味わったりして、
 それが誰だかを当てるのさ。」
「なるほどね。」
「いやよ、そんなにじっくり見られるのなんて。」
「嘘つけ。見られただけで濡れるタイプだろ?綾乃は。」
「そうよ。綾乃は淫乱なんだから。」
「あら、淫乱っていう意味では、
 こんなことを思いついて提案する女が一番淫乱でしょ?」
「えっ?わたし?だから、わたしは一番の初心者だって。」
「そ。一番の初心者でありながら、一番の淫乱娘ってことよ。」

「まあまあ、女同士で戦わないでよ。
 でも、オレはその女の子を当てるって言うのにも賛成だな。」
「ああ。確かに興味あるよな。」
「でも、女の子は3人しか集まらないでしょ?今のところ。」
「綾乃と史恵と香澄かぁ。
 うん。それぞれ特徴がありすぎるって言えばありすぎるからなあ。」
「えっ?わたしたちって、そんなに特徴的なの?どんなふうに?」
「それを言っちゃったらその時の楽しみが半減するだろ。
 実現するときまでの秘密だよ。」
「オレたちも、そんなことに参加してくれそうな女子を何とかして探すから、
 綾乃たちも知り合いの女の子に声をかけてみてくれよ。」
「ねえ、○○ちゃん。
 もしよかったら今度の日曜日、
 男たちにオマ〇コを見せて誰のかを当ててもらうゲームがあるんだけど。
 一緒に参加してみない?って聞くわけ?」
「友達無くすよね。」
「うん。確かに。」

「いや、ここにいる3人だけでも、工夫次第じゃ面白い嗜好になるかもよ。」
「どんな?」
「それはこれから考えるんじゃねえかよ。」
「なんだよ。思いついてから言えよ。」

「ねえ。でもさ。男子でやるにせよ、女子でやるにせよ、
 一つ、解決しないとダメなことがあるような気がするんだ。」
「えっ?なに、それ。」
「ああ?なんだよ、それ。教えてくれよ。」


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