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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その5-3

「邪魔なものっていうかさ……。
 そのモノ、じゃない条件で、それが誰かわかっちゃったらつまらないじゃない?」
「身長の違いとか?」
「ああ、太腿の太さとか、か?」
「それは目をつぶるとか目隠しをすれば何とかなると思うの。
 でも、もっと邪魔なものがあるわ。」
「なんだよ、それ。もったいぶらないで教えろよ。」

「ねえ、香澄。あなた、悠司君のをしゃぶったこと、あったでしょ?」
「悠司さんの?ええ。何回かあるけど。」
「何か気にならなかった?咥える時。」
「えっ?咥える時に?」
「そ。例えば……。雅也のと比べて……。」
「雅也さんの?カリが大きい……けど……。 
 あっ!わかったわ。」
「ね?咥える前にわかっちゃうでしょ?」
「ほんとだ。えっ?じゃあ、わたしたちもそうじゃない?」
「ええ。」
「おいおい。何のことだよ。」
「濃さよ、濃さ。」
「濃さ?」
「下の毛の濃さ。」
「下の毛?あっ。なるほど。」

綾乃が気にしたアンダーヘア。
確かに、綾乃のヘアは割れ目の周りは殆ど無く、
割れ目の上の方にV字型にきれいに生えている。
史恵は縮れた毛が全体を厚く覆っているような感じ。
香澄はやわらかい毛がうっすらと生えているだけだった。
女子3人は見ればもちろんのこと、口や手を近づけただけで、
誰のものかがわかるほど、アンダーヘアには特徴があった。

一方、雅也と健はごく普通に周囲を覆うように生えているが、
達也と悠司は二人とも剛毛だ。
しかも達也は強い縮れ毛で、悠司は太い直毛が全体ペニスの周囲を覆っている。
手で握ろうとしたり口を近づけたりすれば、
ペニスに触る前に誰だかすぐにわかってしまうほどだった。

「なるほどな。触ったり入れたりする前にわかっちまうってことか。」
「それじゃあ、ペニスそのものでわかったことにならないもんなあ。」
「じゃあ、ダメか。」
「ううん。いい方法があるわ。」
「え?いい方法?」
全員が綾乃に注目した。
綾乃の口から出てきたのは思いがけない言葉だった。

「剃っちゃうの。」
「剃っちゃう?」
「ええ。全員、剃ってしまって、ツルツルにしちゃうのよ。」
「ツルツルに?」
「ええ。そうすれば、アンダーヘアに邪魔されることなく、
 ペニスやオマ〇コに触れるでしょ?
 ペニスやオマ〇コそのものだけをじっくり味わえるっていうわけ。」
「じゃあ、クンニしてて、毛が口の中に入ったりしなくて済むわけだ。」
「えっ?全部剃る?オレ、竿の方にも生えてるけど、それも剃っちゃうわけ?」
「あ、それ、いいわ。フェラしやすくなるもの。
 男がクンニしてて、毛が口の中に入って嫌な思いをするのと同じように、
 女にとっても男のアンダーヘアは結構邪魔なのよ。」
「フェラしてると、鼻の穴に入ってきてくすぐったかったりするものね。」
「ね?史恵もそうでしょ?香澄もそう思わない?」
「あ、わたしは……。そういうものなんだって思ってたから……。」
「いやじゃなかったの?」
「うん。あ、こんなもんなんだろうなって……。」
「香澄って、なんでも受け入れちゃうタイプなのね?」
「えっ?そんなこと、ないと思うけど……。」

「よし。じゃあ、決まり。早速剃っちまおうぜ。」
「ごめん。」
「なんだよ、雅也。」
「無いんだよ、剃刀。」
「えっ?」
「オレ、普段、親父のシェーバー使ってるし。
 お袋も刃物が苦手でさ。
 包丁でさえ、あんまり使わないタイプ。」
「仕方ない。じゃあ、買いに行ってくるか?」
「この辺りで売ってるような店はないかなあ。」
「コンビニ……。とかって、ある時代か?」
「おい、なんだよ、コンビニって……。」
「時代設定が……。」
「えっ?設定がどうしたって?」
「と、と、とにかく、すぐには手に入らないってことさ。」
「じゃあ……。次回のお楽しみ、ってことか?」
「ああ。これだけ盛り上がったのになあ。」
「でもいいじゃない。次回集まるときは、男も女もツルツルで。」
「そうよ。生まれたままの姿で会うっていうことで。」
気のせいか、綾乃の顔が生き生きとしている。

「えっ?裸でここまで来るの?」
「やっぱり香澄って、結構天然ね。」
「えっ?えっ?どうするの?どうすればいいの?」
「服も下着も、普段通りでいいの。
 ただ、下のお毛けだけはツルツルに剃ってくるのよ。」

結局その日は、互いの毛を剃ってしまおうというところまで盛り上がったものの、
雅也のアパートに剃刀がないことがわかり、
近くに売っているような店もないということで、
全員、一気に興奮が冷めてしまい、
次回会う時にはお互いにツルツルで会おうという約束をし、
なんとなくお開きとなった。


その日、香澄は家に帰るなり、風呂場へ直行した。
脱衣所で裸になると、さっそく鏡の前にしゃがみ、股間を大きく広げた。
(ここをきれいに剃るっていうことよね。
 ちょっと怖いけど……。でも、みんな剃ってくるんだから、わたしも……。)

香澄は棚の上に置いてある、母親がムダ毛を処理するための剃刀を手にした。
石鹸を泡立てて股間に塗っていく。
風呂場の鏡に映った自分の股間を見ながら、香澄は恐る恐る刃を当てていった。
(なんだ。思ったより簡単に剃れるわ。
 わたしの毛って柔らかいから、剃るのも簡単みたい。)

香澄は10分ほどでツルツルになった股間を改めて鏡に映し、
恥ずかしさで真っ赤になった。
(赤ちゃんみたい……。これを今度、みんなに見られるんだわ。
 匠君も来るのかなあ。雅也さん、みんなに声をかけるって言ってたけど。)

香澄は明日、学校に行ったら匠に聞いてみようと思った。


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