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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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香澄の本性-6

雅和はまるで処女を扱うかのように、
優しく真奈美のクリトリスの周りを指で触っていた。

「ねえ、真奈美はもう処女じゃないのよ?そんな愛撫じゃ焦れてしまうんじゃない?」
「いや、ボクもそう思ったんだけど、リセットしたいって真奈美が言うもんだから。」
「リセット?どうしたの、?真奈美ちゃん。」

いつものような落ち着いた母親の姿に、真奈美は安心したのか微笑みながら答えた。
「あ、お母さん。あのね、せっかくお父さんにしてもらうんだから、
 全部お父さんがいいかなって、急に思っちゃったんだ。」
「全部?全部お父さんがいい、って、どういうこと?」

「あのね、さっき、真奈美、紗理奈おねえちゃんや潤一さんや、
 美奈子おねえちゃんと、とし君と、4人に、ぎりぎりまでされててね。
 もうすぐにでもいきたかったんだ。
 でね、お父さんのが欲しいよ〜って、叫んじゃってさ。」
「ええ。お母さんにも聞こえたわ。」
「そしたら、やっとお父さんがしてくれるって言ったんだ。」
「やっと?そうなんだ。真奈美ちゃん、よかったね。
 お父さん、してくれるって……。」
「うん。それで、さっき、お父さんが上になって、
 入れてくれようとしたんだけど、さ。」
「うん。どうしたの?緊張しちゃった?」

「ううん。すっごく欲しかったんだけど、あれ?って思ったんだ。」
「あれって?」
「ほら、なんか、そのまま入れてもらって、気持ちよくなっても、
 誰に気持ちよくしてもらったのか、わからないじゃん。」
「そりゃあ、お父さんでしょ?」
「でもね、それまでの準備?愛撫?濡れ濡れにしてくれたのは、とし君たちでしょ?
 それだと、お父さんがちょっとになっちゃうじゃん。」
「ああ、それで、全部お父さんがいい、っていうことなんだ。」
「うん。で、さっき、キスしてもらって、乳首も舐めてもらって、
 で、さっきからお豆ちゃん。」

「そっか。真奈美ちゃん。ゆっくり味わいたいんだね。」
「うん。初めては最初の時だけだもん。」
「うふ。その言い方、面白いわ。」

真奈美の乳房を優しく揉みながら雅和が聞いた。
「で、香澄。君の方はどうなったんだい?」 
「ええ、あなたの目の前で征爾さんととし君に抱いてもらうつもり。
 でも、真奈美とあなたのをじっと見ていたい気もするのよね、話を聞いてたら。」
「そうか。ボクも、君が征爾さんたちに抱かれているとなると、
 真奈美の方に集中できそうもないからね。どうしたものだろう。」
「あのね、わたし、さっきまでやっぱり迷ってたのかもしれない。
 捨てたつもりでも、良識とか常識とか道徳とか、なかなか捨てられないものなのね。」
「当たり前じゃないか。そうやって何十年も育てられ、生きてきたんだ。
 頭ではわかったつもりでも、身体に染みついているっているかなんて言うか。」
「でも、その割に、あなたは結構早い段階で割り切れたみたい。」
「ああ。紗理奈さんが魅力的だったっていうのも大きかったし……。」
「いつか娘としてみたいと思ってもいたから、でしょ?」

「な、なんで……。いや、どうしてわかったんだ?」
「わたしも同じだから。わたしも、いつかあなたがわたしの目の前で、
 わたしが一番嫉妬することをしてくれるんじゃないかって、期待してたのよ。」
「香澄……。」
「お父さん。指が止まっちゃったよ。」
「あ、そうだった。真奈美、ごめんごめん。」
「う〜ん。どうも今はタイミングが悪いみたいだね。」
「いや、今度は集中するから……。」
「でもお父さん。もし、このまま真奈美としてても、
 お母さんと征爾さんととし君が始めちゃったら、そっちが気になるんでしょ?」
「あ、いや、そんなことは……。」
真奈美はベッドの上に身体を起こすと、父親と母親の間に入って両方を見ながら言った。
「ううん。いいんだよ、それで。
 だって、お父さんの本当の相手はお母さんなんだから。
 お母さんを一番に思っていていいんだよ。」
「真奈美……。」

真奈美は再び何かを考え始めたようだった。
「え〜と。え〜と。うん。そうしよう。」
「どうした、真奈美。」
「うん、あのね。お父さん、真奈美と一つだけ約束して。」
「約束?一つだけでいいのかい?」
「うん。ひとつだけ。」
「ああ。わかったよ。言ってごらん。」
「え〜と。真奈美、今日は、っていうか、今はお父さんとするの、やめた。」
「やめた?なにかいやな気持になったのかい?」
「ううん。今日は何のためのパーティーだったかを考えた。」
「そりゃあ、敏明君の全快パーティーだろ?」
「うん。でもそれだけじゃなくって、お父さんとお母さんの復刻パーティー……?
 あれ?復活?あ、そうだった。復活パーティーでもあるんだ。」
「お父さんとお母さんの復活パーティー?」
「うん。お父さんとお母さんが今まで我慢してきたことを取り戻すためのパーティー。」
「征爾さんが言ったのかい?」
「うん。としパパが言ってた。で、真奈美も嬉しかった。
 だから、お母さんがとしパパととし君としているところをお父さんが見て、
 その後に、あ、一緒でもいいんだっけ。
 お父さんが紗理奈おねえちゃんや美奈子お姉ちゃんやとしママたちとして……。
 で、みんなが見てる前で、お父さんとお母さんがして。
 そしたらみんなでバンザーイ!!だった。」
「そ、そんな計画、なのか?」
「うん。途中から真奈美が言ったことも、その計画になったんだよ。」
「真奈美ちゃんも計画したの?」


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