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女体特盛り
【フェチ/マニア 官能小説】

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女体特盛り-4

 中年の男性客二人は、大して裕福とも思えない風采だった。どちらも独身で、夏のボーナスを半分ずつ、今日のために使ったのだそうだ。
 あたしと話がしたいと、男性客は、鼻の胡瓜と口の卵をまず取ってくれた。あたしはすぐ、くしゃみとげっぷをした。
「外国人? かわいいね。」
「いえ、ハーフです。」
「若いおっぱいだね。」
「ありがとうございます。ひっ!」
 男性客がグラスを引っ張って取ろうとするので、痛さにあたしは身をよじった。
「や、やさしくして下さい!おっぱいが痛いです!」
「そうなの?」
 無理に外されたあとのおっぱいは赤く腫れ、いびつになっていた。
 ワインを飲みながら、汗まみれのサラダをゆっくりと食べる男性客が、あたしはじれったかった。
「あの、おしっこ、じゃなくて、早く出したいんですけど」
 急がせたらいけないとは思いつつ、漏れそうでつい言ってしまった。
「ああ、前菜だよな。」 
 一人がカップを持ち、おしっこの穴から出ている管の金具を外した。たちまち噴き出した。
「おっと。そんなに力まないで。ゆっくり、ゆっくり。」
「お、女の子は止められないんです!」
 必要な分を注いだ二人は一度金具を締めた。残尿感が気持ち悪かった。本物のおしっこも混ざったに違いない。
「女の子って、いいもんだよなあ。」
「汚いところがないもんな。」
 そんな話はどうでもよかった。うんちがしたくて堪らなかった。
「このガーリックバター、腋のにおいに合ってるね。」
 バゲットを食べる男性は、管に口をつけて、膀胱の中の残りを飲み干した。汚くないのかしらと思う間もなく、管が引き抜かれた。
「きゃっ! 急にすると痛いです!」
「ごめん。女の子って、ここからおしっこするんだな。見ろよ、この穴。」
「こんな場所からするんだな。見てみたい。」
 頼むから、話は後にしてほしいと本気で思った。
「ドリア、あるんだっけ。」
「はい。」
 初めてあたしは起きることを許された。
 テーブルに四つん這いになったあたしは、口に指を入れ、二人のお皿にドリアを吐き出した。
「おええっ」
 もう大分消化されている。吐きながら、あたしの唾がだらだらと止まらず、皿に垂れるのをあたしは涙目で眺めた。
 お腹は少し楽になったが、代わりに便意はますます強まった。
「ワイン、注いでもらえる?」
「はい。あたし、おいしいですか。」
 あたしは思わず、おかしなことを聞いてしまった。
「うん。お持ち帰りしたい。」
「この歳になって独り身だと、体が辛くて仕方ないよ。」
「どうぞたくさん召し上がれ。」
 世界の半分は女だ。こんな、女欲しさに狂っている男性を何とかしてやれないのかとこの時あたしは悲しく感じた。
「もうすぐ時間かな。あと二品?」
「はい。お尻から、いいですか。」
 ようやくお腹の解放される時が来た。
 あたしは皿を跨ぐと、お尻の栓を抜いてもらった。
「出ます。」
 大きなおならが出た。それから、赤茶色のマカロニが、下痢そのままの勢いと音で漏れ出した。
「ううーん!」
 残らず出してしまおうと、息む様子をあたしは男性客たちによく見せてやった。
「お尻の穴が山みたいに膨らんだよ。」
「あ、お尻、上げたままにして。」
「あひっ!」
 一人がお尻の穴にスプーンを突っ込み、中から残りを掻き出し始めた。
「う、うんちが出ちゃう! ひゃっ!」
 今度は膣に箸を差し込まれた。もう一人がアスパラベーコンをつついたのだった。
「うわあ、刺さってる。こんなこと、女の子にしかできないよ。」
「あああ」
「穴の中がよく見える。これ、おりもの?」
 指が入ってきた。男とするときはこんな感じなのかと思った。
「そうです。もうじき生理なんです。もっと楽しんでください。」
「キスしてもいい?」
「どうぞ。」
「俺はあそこ舐めるわ。オイルがもったいない。」
「お願いします。」
 男性にこんな事をされるのも初めてだったあたしは
「き、気持ちいいです。」
 簡単にイッてしまった。男性客は、ワインを飲み干すまで、何度も指を膣とお尻に入れてはしゃぶっていた。こんなに気持ちいいことがあるのかと、あたしは何度もイッたし、本物のおしっこも漏らしてしまった。
 やがて、時間終了の音楽が聞こえてきた。
「ごちそうさま。おいしかった。すごく楽しかったよ。」
「お粗末様でした。」
 その言葉が心から出たのにあたしは驚いた。
 男性客二人は、裸のあたしを真ん中に記念写真を撮った。あそこの写真もたくさん撮って帰った。
 それからの二日間、あたしは熱を出して寝込んだ。


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