約束が違う!-1
約束の三日目。
桃子は重い足取りでケンタの家に向かう。
初日こそ膣だけだったが、二日目はフェラもさせられたしイラマにもされた。
アナルが使えることもばらされて散々に突っ込まれた。
この二日間、三人に良いように弄ばれ、一体何本精を注ぎ込まれたのだろう。
この苦行も今日で終わる、だが、それはケンタとの関係も終わることを意味している。
はっきり言ってケンタを許す気はない。
彼女になったように思っていたのは自分の勘違いだったとしても、あくまでセフレだったとしても、この夏、ケンタに何度も何度も抱かれたのは幸せだった、まるで価値がないように思っていた自分自身が少し変われたような気がしていた。
あくまでセフレなのだからケンタが他の娘とセックスしても文句は言えない、自分だって他の男子とセックスするのも自由だ、だけどタカシとリュウジなんか選ばない、その二人に自分を抱かせる権利なんかケンタにはない……結局、ケンタも女の子の穴さえあれば良かったんだ、そう思うと自分の価値は三つの穴だけなんだと思う、それが悲しい。
「約束の三日目よ、これで最後よね」
「ああ、そうだったな」
タカシがニヤニヤしながら言う、どうも信用ならない……桃子はケンタに向き直った
「ケンタ、そうだったよね、そう約束したよね」
「あ、ああ……」
「もう一回ちゃんと約束して、今日が最後だって」
ケンタの煮え切らない態度に桃子が気色ばむと、リュウジがあきれたような口調で割り込んで来た。
「あのさぁ、こっちには写真や動画があるんだぜ、お前、そんなこと言える立場だと思ってんの?」
桃子がきっとリュウジを睨むと、ケンタがボソリと言う。
「毎日続けてとかは言わないよ、時々来てくれればいいんだよ」
他の二人に比べれば、ケンタは少しはマシだが、約束を守る気がないのには変わりはない。
「だってさ、桃子とのセックスは止めらんないよ、すげぇ良いんだもん、桃子だって感じてるんだろ?」
「感じてるわよ、ううん、感じさせられてるわよ、感じたくなんかないのに体が勝手に感じちゃうわよ、でもね、ちっとも嬉しくなんかない、気持ち良くなんかない、あんたたちのやってることはレイプよ、レイプされて嬉しいなんて女の子はいないわよ」
「だけど、桃子だってセックスはしたいんだろ?」
「そんなことない、確かに最初はケンタに抱かれたいと思ったし、抱いてもらって嬉しかった、ケンタの事好きだったから……でもあたしはこんなだからセフレで良いと思った、それでもね、何度も抱かれてるうちに彼女になれたような気がしてた、ケンタはそれが嫌だったんでしょ? だからこんな……あたしね、勉強も運動もだめだし、親はあんなだし、みっともないし……自分に価値なんかないって思ってた、でもね、ケンタがあたしの体に夢中になってくれて、あたしにも価値があるんだって思い始めてたの、確かに価値はあるわね、三つの穴だけね、オチンチン突っ込んでビュービューするための穴にだけはね、後はおっぱい? おしり? それだけよね、ケンタがそう思っててもあたしはそれでも良かったの、ケンタに抱かれてると幸せだったから……でもタカシとリュウジは別、あんたたちになんか抱かれたくないの、オチンチン突っ込まれたくないの、精液注ぎ込まれたくないの、ケンタもそう、もうあんたにも抱かれたいなんて思わない」
桃子の剣幕にケンタは少したじろいだ、しかし、他の二人はそうではなかった。
「ギャーギャーうるせぇな」
タカシの手にはガムテープ、それで口をふさがれた。
「今日はフェラなしか、でもいいや、まだ穴は二つあるしな」
リュウジに手首を掴まれてねじ上げられた、そして後ろ手にされてガムテープでぐるぐる巻きにされた。
「拘束セックスってやつだな、これも興奮するな」
タカシに両足首を掴まれた、必死で逃れようとすると後ろからリュウジに抱えられ、おっぱいを乱暴に揉まれた。
そして……。
「大人しくしてろよ、狙いが定まんないじゃんか」
そう言いながらもタカシは膣口にペニスをあてがって、ぐっと腰を入れて来た。
途端に桃子の体から力が抜けた……どうやっても逃れられないと悟ったのだ。
今の桃子にできる最大限の抵抗……それは感じてやらない事、男子は桃子の反応を見て興奮を募らせることは知っている、だからこれ以上喜ばせたくなんかない。
桃子は、ただの人形なんだと自分に言い聞かせた、オチンチンを突っ込む穴が開いてるだけの人形、人形なら悔しさも悲しさも感じないだろうから……。