刺激的な夜 前編-1
部屋に入りオートロックがかかる。その瞬間、すぐにでも襲いかかりたくなったがその衝動を抑え、浜野は窓際でキスをする。
「愛美…」
「浜野さん…」
呼び捨てで名を呼ばれた愛美は、今から特別な関係になる目の前の初対面の男に胸をドキドキさせる。唇で色んな所にキスをされ、舌で舐められ、指で撫でられる。そして興奮を現した男性のシンボルが中に入って来る…、そう考えただけで体が火照って来る。
丁寧なタッチで唇を合わせて来る浜野に愛美は身を委ねる。髪を撫でられながらのキスはほんのりと酔った愛美には物凄く心地いい。自らが唇を差し出してもう浜野を信じ切った意思表示を表した。
お互いが身を寄せ合い、滑らかに頭を揺らしながら運命的な出会いを喜ぶかのようにキスを交わしていた。
「んんん…」
浜野の舌が唇を割いて中に忍び込んで来る。愛美の頭の中は真っ白に対して、浜野の頭の中は愛美の事でいっぱいであった。ホテルの部屋でスーツを着た出張中の女の姿がたまらない。様々な妄想が膨らむ。
(口の中、甘くて美味しいなぁ…。へへ、やっぱいいオッパイしてるし。細身ながらこれだけの膨らみがあればDかEはいってるよな。こいつ、どんな下着履いてんだろ。真面目そうだからやっぱ大人しめの白かな?いや、ピンクかな?スーツ姿のままヤルのもいいが、早く脱がして全裸にしてーなぁ。セックスに慣れてなさそうだからこっちからガンガンリードしてやるか。て事は丁寧系フェラっぽいな。最近熟練のおしゃぶりばっかだったからたまにはいいか。どんなマンコしてんだろ?暫くヤッてないみたいだから穴はキュッて締まってそうだけど、匂いはどうかな?女らしいからいつも清潔にはしてるんだろうが、逆に臭かったら燃えるよな!クサマンを舐められて恥じらうこいつの顔を見るのもいいかな。あー、さっさと濡らしてブチ込みてぇな。)
はやる気持ちを抑える。きっと愛美はロマンチックを求めているだろうから本能は丸出しにしてはいけない。ご馳走をゆっくりと、ゆっくりと味わうべきだ。 しかし最後には綺麗に整ったシーツがグチャグチャグチュグチュになるぐらいに愛美で欲求を晴らすつもりだ。もう半分勃起してきた。真面目女子が淫乱に変わる姿が楽しみで仕方がない。完全に受け身の舌へねっとりと絡ませて行く浜野であった。
「ん…、ん…」
小さな声を零す愛美の身体は少し震えていた。そんな愛美が萎縮しないよう、浜野はゆっくりと愛美の恐怖心を取り除いて行く。