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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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刺激的な夜 前編-2

「緊張してる…?」
浜野はおでこをつけながら言った。
「は、はい…。初めて会った人とこういう関係になるの…初めてなので…」
至近距離で見つめられ動揺する愛美。浜野は努めて優しい笑みを浮かべる。
「知らない相手だからいつもと違う自分が出せるのかも知れないよ?」
「えっ…?」
「ちょっとい言い方悪いかもしれないけど、明日愛美は岐阜に帰っちゃうんだよね?どうせもう会わないんだからいくら恥ずかしい思いしても構わないじゃん、って考えたら気が楽だし、殻から飛び出して思い切り楽しめるんじゃないかな。」
「そ、そうですかね…」
「そうだよ。それに明日思い出して恥ずかしくなるぐらいの方がいい夜を過ごせたって事じゃない?」
「は、はい…。そうかも知れません…。」
「フフフっ、エッチになっちゃえ、愛美…」
浜野はそう言って愛美の首筋に唇を這わせた。

「ああん…!」
全身に鳥肌が立つぐらいにゾクゾクした。オナニーでは決して味わえない感触だ。首筋に唇を這わされた愛美は気が遠くなりそうになった。愛美は浜野の身体にぎゅっとしがみつく。
首筋を吸いながら背中に手を回しスーツの上から背中を撫でていた手は下に下り、愛美の尻を撫で始める。
「ああん…」
柔らかい尻だ。愛美は体をくねらせ悶え始める。両手でそれぞれ逆回転で尻を揉み回す浜野。強く抱きしめながらうなじを舌でゆっくりと舐める。
「ハァあん…」
目をギュッと閉じ顎を上げて感じる愛美。早くもパンティに湿りを感じて来た。
(さっきオナニーしてシャワーしてない…。変な匂いしたらどうしよう…)
自分の性器はあまり匂わない方だと思っている。数少ない過去の彼氏はみんなほぼ無臭だと言っていた。しかしオナニーで濡れた性器が乾き、また濡らしている事を考えると不安だ。シャワーを浴びておけば良かった、そう後悔した。

うなじを舐めていた浜野の唇は首元に移動して来た。同時に右手がスーツの上から胸に当てられた。
「あん…」
掌でゆっくりと円を描くように揉み回される愛美の顔は紅潮して来た。それは興奮している証であった。
「スレンダーなのに、オッパイ大きいんだね。」
恥ずかしい褒め方に何と言っていいか分からない愛美はそのまま顎を上げて感じていた。愛美も服の上から胸を揉まれる感覚にドキドキしていた。ただ、褒めてくれる浜野だが、本当に自分なんかに興奮してくれるのかどうか、不安であった。


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