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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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回復-1

朝だった。すがしい空気と夏らしい明るさに俺はほっとした。俺の部屋ではない。
女王は既にいなかった。思い出して、顔など殴らなければ良かったと後悔した。
ところがそこへ女王が現れた。全裸だった。
「Bonan matenon. Ĉu vi povas moviĝi? 」
(おはよう。動けるか?)
女王の顔には全くの痣も腫れもない。そして、俺は体が動かなかった。
「Ne. Kial? 」
(いえ。なぜだろう。)
女王はベッドに腰を掛けるかと思いきや、俺の顔に跨がった。トイレに行ってきたのだと分かった。
「Vi hieraŭ tre diligente laboris en mi, ĉu? Ne mia vizaĝo sed mia vulvo multe doloras. Tamen mi devas danki al vi. Mi jam tute trankviliĝis kaj saniĝis. Vi estas vere mia heroo. 」
(きのう、私の中で働きすぎだろう。顔より股のほうが痛い。だが感謝する。もうすっかり落ち着いて健康になった。お前は全く私の英雄だよ。)
しかし寝覚めの勃起に気づいた女王は、俺の顔から尻を離した。
「Tparmila diris, ke vi subite aperis. Tio ankaŭ signifas ke povas okazi via subita malapero. Lastfoje ĝi okazis en la simila situacio. 」
(トパルミラは、お前が突然現れたと言っていた。つまり、突然消える事もあり得るわけだ。この前と今は状況が似ている。)
「Kie ŝi estas? Ŝi helpis min. Aldone, mia korpo volas knabinon. Al mi mankas ŝia juna, viva forto. 」
(トパルミラはどこですか。助けてくれたんです。それに、俺の体が少女を欲しがってる。トパルミラの生きた若い力が無いと。)
トパルミラがあのあとどうなったのか俺は心配だったのだが
「Signifas koiti, vi volas, pravas? Vi jam hieraŭ tro multe ellasis spermon kvankam vi ankoraŭ ne estas sana, ĉu? 」
(セックスしたいのだろう? まだお前は健康でないのに、きのう射精し過ぎているな。)
「Jes, ĉion en la vian. Ĉar via korpo tre odoris je virino kaj ankaŭ via vulvo estis tro bongusta. 」
(はい。全部女王の中に出しました。体のにおいが女っぽくて堪らなかったし、性器の味が最高に良くて。)
久しぶりに顔を赤らめた女王を見た。小さく女王は
「Perversiulo. 」
(変態。)
と呟いた。
「Via eta amikino venos posttagmeze. Purigu bone la ŝian! 」
(お前の小さい恋人は午後になれば来る。充分きれいにしてやるんだな。)
それから、俺のいなかった間のことはまた後で聞くと言い、出て行ってしまった。
俺は改めて外の明るさに目をやった。ありがたいと思った。ここでは、俺は居るだけで人に喜ばれている。人生をあれこれ悩む心配の元が無いのだ。体を治し、女王たちの役に立ちたいと思った。


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