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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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愛の深さ-2

部屋に戻った俺は、本棚のグラビア雑誌を手にとって見た。中学生くらいの外国人モデルを見つけると、腫れた陰茎を取り出した。悲しく勃起した俺は、瞑目し、トパルミラの思い出をその写真に重ねながら擦り始めた。イメージに、あらぬにおいと肌触りとを俺は求めた。独り者の男がするただの自慰だった。
水着姿の写真の股に、女らしい縦筋が通っている。そこを開いて俺を受け入れてくれたトパルミラの感触に、記憶の中で、俺はひたすら意識を向けた。
五分も思い続けた挙げ句、漸く俺は射精した。

射精するあいだだけ、どんな虚しさからも解放される。ほんの何秒間かの、喜びの海に浸る幸せだ。
しかし、精液が腹から打ち出され始めたと感じた瞬間、まるで金具に挟まれたような痛みが亀頭に走った。同時に、それまでひたすら念じ求めていた思春期の女のからだの甘い臭みが、具現化して俺を包み込んだ。
俺の下にトパルミラが横たわっていた。
「Aargĥĥ! 」
(ああああっ!)
懐かしい声で少女が叫びを上げた。俺の射精は止まらず、数日分の量の長さに続く快感で、俺は恍惚となった。見れば、俺の腰はしっかりトパルミラの股に重なっていた。その女の股が痙攣していた。
「Sin-joro! 」
(ミス・ター!)
苦痛に悶えているのか、快感に悶えているのか分からない表情の中に、大きく目を見開いたトパルミラは、俺を認めるとにこりと微笑んだ。それからは苦痛も快感に変わったらしかった。狭い未熟な産道がポンプのように俺を引き込んでいく。
「Vi estas tro profunde en mi, sinjoro. Ĉu mi eble revas? 」
(ミスター、すごく深く入ってる。夢なのかな。)
まだ射精の止まりきらない俺は、力一杯、腰を動かしながら確信した。俺は子宮の入り口を割って、その奥にいるのだ。固い口に首元を噛みつかれていた。引けば女のはらわたごと外に出てきそうだった。それでも引き抜いた。
「A, aaaa, goĥĥ! 」
(あ、ああああ、ごほっ!)
小さな子宮を異物に膨らまされただけでなく、内側から掻き回された少女の身に、反射的な拒否反応が起こった。黄色い胃液がトパルミラの鼻と口から噴き出した。
腹を裂いてしまったのかも知れない。
トパルミラの腰を持ち上げ、寄せた俺は、開いている穴を両手の指で広げて見た。子宮の口はすっかり閉じていたが、割れたあとが明らかで、出血していた。白い色はどこにも見えない。俺の出したものが少女の腹に仕舞われたのだと思うと嬉しかった。
溝にはまた垢が溜まっていた。そのにおいも、濡れた尻の穴も懐かしく、俺は吸い付いて、舌を擦り付けた。
嘔吐の波と快感の波に溺れた声をトパルミラはしばらく上げていたが、静かになった時には気を失っていた。

「Ni estas nun iom egalaj, sinjoro. Vundite ambaŭ ĉe la partoj. Mi pri tio ĝojas. 」
(あたし達の体、今、あそこに二人とも怪我してて、同じみたいですね。それもなんだか嬉しい。)
風呂を浴びたあと、濡れた髪のまま寄りかかったトパルミラがぽつりと嬉しそうに言った。いつまでも吐き気が収まらないし、裂けたように痛くて歩きたくないのだと言う。それが、俺と同じようだと感じられ、嬉しいと言う。
まだやはり腫れている俺の睾丸を一つ、大事そうにトパルミラは持ち上げてみたが
「Viroj mortos, se oni forte grimpas ĝin, ĉu ne? 」
(男の人は、これをぎゅっと握られると死んじゃうんですね。)
聞いて縮み上がった。この子は俺に愛情だけを感じていると信じ込んでいた自分を咄嗟に迂闊だと思った。信頼が崩れる悲しみと、自分が人を傷つけたことに気付かないでいる俺の無恥ぶりを反省する思いとが心に沸き返った。
しかし、恐れる睾丸の動きを指に感じたトパルミラは顔を赤くし、慌てて
「Ne! Mi volis diri, ke virinoj ne mortos, eĉ kiam iliaj organoj estas rompitaj. Sekve, vi suferas certe pli multe ol mi, sinjoro. 」
(あっ! 違うの! 女はあそこが壊れても死なないから、ミスターのほうが辛いんだろうなって言いたかったんです。)
縮んだ玉を一つずつ温かい口で吸い戻した。


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