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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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衰弱-4

専属の医者という者がついに現れた。医者と言っても、ルルッタラと同じくらいの歳だった。痩せて幾分不健康そうな女だった。黒髪に、冷たい灰色の目をしている。確かに聡明らしく見えた。
「Mia nomo estas Numerkamila. Mi vidas la fluon de energio en via korpo kaj rektigi ĝin per masaĝo. 」
(私はヌメルカミラだ。お前の気の流れを見て、手業で直させてもらおう。)
俺の顔をちらりと見ただけで、すぐ陰嚢に手を触れたヌメルカミラは
「Tio estas vivanta viro. 」
(生きている男か。)
と呟いて、突然、陰茎が千切れそうなほど引っ張り上げた。驚いた俺は腰で跳ねた。ヌメルカミラはそのまま、潰さんばかりの力で亀頭から押しもみ始めた。
「Kion vi faras!? 」
(何をする!)
怒りっぽいルルッタラが食ってかかったが、ヌメルカミラは相手にせず
「Mi nur agas laŭ la kondiĉoj de energio. 」
(気の状態に合わせているだけだ。)
痛みに俺は堪らず、真横のトパルミラに抱きついた。トパルミラは固く抱き返してくれた。
もう一人の少女は、展開を怖がって退席していった。
ヌメルカミラの指は陰茎を追って下へ移り、陰嚢を抜けると肛門の手前で止まった。
「Ĉu vi vere estas certa? La lia estas nun tute ruĝa kaj ŝvela. 」
(大丈夫なの? 真っ赤に腫れてきたわ。)
ピツリフラもそろそろ疑いだしていた。
ヌメルカミラはそれを全く無視し、俺の肛門に指を差し入れた。そして、俺が女にするように、抜き差しする動きを始めた。自然と陰茎が勃起した。
「Ĉi tiu havas ankoraŭ forton. 」
(力はまだあるな。)
尻から指を抜いたヌメルカミラは、今度は両手で陰嚢をまさぐり
「Tro malmolaj estas la pilkoj. 」
(玉が固すぎる。)
言いながら睾丸を一つ一つ摘ままれた。空いた手の指では、睾丸が体につながる管をしごいて確認しているらしい。
「Victestiklo. La plej fatala organo de viro. Ŝlosilo de la vivo. 」
(副睾丸。男の本当の急所だ。命の鍵。)
突然、耐えがたい痛みが走った。更に、睾丸への圧迫がますます強まっていった。
「ぎゃあっ!」
叫んだ俺が恐怖にヌメルカミラの顔を見つめた時だった。
俺を抱いていたトパルミラの体が宙に舞ったと思ったら、ヌメルカミラの頬を殴りつけていた。一瞬のことだったが、ヌメルカミラの顔が拳に歪むのが見えた。ヌメルカミラは倒れた。


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