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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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衰弱-5

素人の打撃にはないフォームとスピードだったから、トパルミラが子供でなければ、人が死ぬような打ち方だったのかもしれない。
「Freneza virino! 」
(気違い女!)
トパルミラが激昂しているのをピツリフラが止めて
「Ni devas fidi sinjorinon Teraĥ. 」
(テラハ女史を信じるんだ。)
「Sed li suferas tiel! 」
(でもこんなに苦しんで!)
口から血を出したヌメルカミラが起き上がった。そして言った。
「Mi nur faras mian devon. Kaj vi faru la viajn. 」
(私は自分の仕事をするだけだ。お前らもそうしたらいい。)
そう俺のところに足を進めたのを、ルルッタラが遮った。ヌメルカミラは医者の特異な服を着ていたが、その隠しから医療器具らしい物がこぼれでていた。メスもあった。
「Atendu, kaj demetu ĉion. Fariĝu nuda kaj daŭrigu. 」
(待て。着ているものを脱げ。裸になって続けろ。)
「Bone. Sed mi povas en ĉiu momento per fingroj mortigi tiun viron. Ĉu vi scias? 」
(いいだろう。だが、私は手でもこの男をすぐ殺せるんだぞ。)
不信に対する苛立ちを挑発的な言葉に表してから、ヌメルカミラは全裸になった。本当に痩せた女だった。乳首だけが胸には目立ち、腰骨が飛び出ている。幅広い両脚の付け根には黒い陰毛が艶やかに繁っていた。女の割れ目も膨らみが無く、皺の多い長めの小陰唇が直接はえ伸びているようだった。
痛みが鳩尾に上った俺は、もう吐き気を催してきていた。それで、気を少しでも反らせるために、ヌメルカミラの揺れる小陰唇を観察した。
俺の視線の先を捉えたトパルミラがヌメルカミラに言った。
「Montru al li unue la plej malbelan parton de vi kiel virino! Vi devas senti tiom da honto kiom la sinjoro sentas. 」
(女の一番汚い所をこの人に見せて。ミスターがどれだけ恥ずかしく思ってるか感じて。)
「Laŭ via volo, malgranda servistino. Vi ĉiuj ne scias, ke liaj pilkoj jam tro lacaj kaj sekaj kiel nusoj. Se mi ne daŭrigas, li baldaŭ mortos. 」
(お言葉通りに、小さな付き人さん。知ってるのか? この男の玉は乾いたナッツみたいに疲れている。私がやめたらじきに死ぬぞ。)
ヌメルカミラは俺の顔に跨ってきた。そこで初めて分かったことがあった。ヌメルカミラの垢だらけの小陰唇は勿論、陰毛の間までが、興奮した女の粘液で、風呂上がりのように濡れていたのだった。ヌメルカミラは冷然としたふうを装っていても、内心ひどく興奮していたのだ。
固く閉じていた穴を見つけて俺が舌を差し入れると、溜まっていた塩辛い汁が溢れて、喉にぬるりと流れ込んだ。
むせるほどにおう一杯の白い垢に、ヌメルカミラが女として何だか哀れに思われた。俺は舌を回して隈なく拭い取った。
「Am, ne, 」
(あん、よせ。)
手の動きが止まった。
ヌメルカミラの陰核は、ここにいる女の誰よりも長く大きかった。吸ってみたらいよいよ膨らみ、皮が捲れた。剥けて固く立つそこも汚くて、包茎の男子中学生を連想させた。俺は綺麗に舐めとりつつ、ますます膨らむ陰核を吸い続けた。
ぜいぜいという呼吸音が聞こえている。黒ずんだ肛門が強く引き締まった。穴は緩みまた縮み上がる。恍惚となり始めている印だった。しかし
「Mmmm! Ne tiel! Lasu min daŭrigi! Mi certe sanigos vin. 」
(ううん、やめろ! 続けさせてくれ! 必ず私がよくしてやるんだ!)
今までと違う女っぽい声でヌメルカミラが俺に言い放った。
俺からは見えなかったけれども、ヌメルカミラの表情に本心が表れたのだろう。ルルッタラとピツリフラは黙って俺の体を抑え付けにかかった。睾丸に手が伸び、ヌメルカミラは施術を再開した。
女たちに体を捕まえられ、女の汚物で口を一杯にしながら、睾丸を潰されそうな恐怖と激しい痛みに、俺は泣いた。女の前で泣いたのは中学校以来だった。いやな思い出が甦ってきた。ただ、トパルミラだけは俺の手を握って、一緒に泣いてくれていた。


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