妄想-1
光也が妄想を膨らませ始めた頃すでに母屋の夫婦の寝室では玲子は全裸になり、三郎の大きな腹の上に跨っていた。
縁の下や草むらからしきりになく虫の声にかき消されるような喘ぎ声が漏れていた。
見上げる三郎の視線を受け玲子は大きな乳房を揺らしながらグロテスクな肉棒の感触を味わっていた。
「どうだこのいやらしい腰使いは、玲子気持ちええか」
「もっと突いて...」か細い声を漏らした。
「ほほ〜う・・そうときたか、ええだろう俺のモノは」
三郎は玲子を腹上から降ろすと横に寝かせ背後から玲子の腿に膝を割り込ませ肉棒を差し込ませて腰をグイグイと突き上げ始めるのだった。
「あああ〜・・・」
突き上げるたびに声を漏らした、三郎は結合部分を覗き込んではニンマリ微笑みを浮かべた。
「玲子お前も覗いてみろ深く入り込んでるぞ」
玲子の陰毛をかき分けながら言った。
まさに光也が妄想で描く以上の様である
ォォォ-、気持ちええ・・奥さんもっと腰を・・・」
光也は肉棒を握る手を速めた、ズンズンと押し寄せる快感に顔を歪める・・・
首筋から流れる汗が乳房を伝って落ちるシーンが浮かぶ。
玲子の巨尻が誘う・・・
「奥さん入れてもいいですか・・奥さんあああ...うっうっ・・・」
バックから挿入する
ズズズ・・・・アアア〜
遂に堪らず溢れ出た体液がテッシュを突き破りにじみ出るのであった。
「久しぶりだ・・・最高に気持ちよかったぜ」
光也はぐったりと布団に身を横たえていた。
翌朝、洗濯物を干す玲子の姿を見ていた。
「おはようございます」
光也に気が付いた玲子が声をかけてきた。
「おはようございます」
「夕べは眠れました、随分涼しくなったから」
玲子は笑みを浮かべていた、お互いが夕べの行為を知るはずもなく何食わぬ顔で会話をする、夕べ汚したシーツを玲子は竿に掛けるのであった。
それ以来 光也は身近にいて目にする玲子を見てはいろいろな妄想を浮かべオナニーをするのであった。
それから数か月、光也もハウスのトマトやイチゴの栽培にも慣れてきた翌年3月、三郎はハウスで倒れたのであった。
後遺症は三郎の生活を一変させた。
ほとんど家と病院でのリハビリの生活を余儀なくされ、ハウスの仕事は光也と玲子が背負う事になるのだった。