サバイバルゲーム4-1
凌辱ゲームは続いていた。30分10人抜きと称し、時間内に10人のザーメンを浴びることを命じられた。
「10人なんてとても無理です。許してください」
当然聞き入れられるはずもない。
「両手と口があるじゃろ!それを同時に使うんじゃ。なに?嫌なのか?」
「は、はい、とても10人なんて・・・。私には出来ません」
数々のサバイバルゲームですでに疲労困憊だ。すぐにでもへたり込みたい。
「いやならしょうがないのう。だがそれがどういうことか分かっとんのか!えぇ暁子!」
有無を言わせぬ凄みがあった。あまたの抗争を乗り越えてきた男の威圧感はハンパない。
「・・・・・」
「サブ、廉を連れて来い!」
「ま、待ってください。やらせてください。喜んでお引き受け致します」
「疲れたんじゃろ。休んどれ!」
「い、いえ大丈夫です。私はこの通り元気です」
健気にも両腕でガッツポーズを作り、微笑んでみせた。
若い組員が集められた。嬌艶な人妻のオールヌードを目の当たりにして、男たちの股間ははち切れんばかりに膨らんでいる。
「お前らいつもご苦労じゃのう。今日は手マン、口マンで発散してくれ。おさわりも自由じゃ」
「オッオオッー」
歓声が上がった。組長の話が終わらぬうちにジャンケンが始まった。すでに全員がズボンもパンツも脱ぎ捨てている。青臭い10本の肉棒が林立するさまに、暁子は怖気立っていた。
太いの短いの、長いの細いの、包茎もいる。それぞれ顔が違うように、下半身も千差万別だ。が、共通しているのは天を衝く勢いで屹立していることだ。
「やめてください。他のことなら何でもしますから」
許しを請うその声はすでに半ベソ状態だ。
「うるせえんだよ。黙ってオレ様のチンポをしゃぶりやがれ!」
十代半ばのその少年は、正座する暁子の美唇に無理やり包茎を押し込んだ。
さらにニキビ面の若者が、貧相なシンボルを突き出した。暁子の右手を掴むと無理やり握らせた。
「しっかりしごけ!」
気の弱そうな顔立ちだが、抵抗できない女だと思うと高飛車だ。
リーゼント頭が華奢なチンポを擦りたてた。
「グズグズすんじゃねえ!」
人妻の左手にそれを掴ませた。チンピラ気取りだが喧嘩は弱そうだ。
次の瞬間、暁子の形よく整った鼻にドプュッーと乳白色の液体が飛散した。続いて右瞼に精汁がほとばしる。粘りを帯びたそれがゆっくり流れ落ち、長いまつ毛でせき止まった。喉奥にも熱いザーメンがヒットした。
みこすり半とはこのことだ。観衆から嘲笑が漏れた。
「早く代われ!後がつかえてるんだ!」
息つく暇もなく新たな男根がねじ込まれ、握らされた。口も両手もいつもふさがっていた。泣き声を上げるいとまがないほど千客万来だ。滴る精液が目に滲みる。それを拭うこともできない。
少年たちの狼藉はさらにエスカレートした。
「おっぱい揉ませろ!」
「もっと股をおっぴろげさせろ!」
台上に担ぎ上げられたときも、口マン手マンは続いていた。大股開きで恥体を晒す暁子の身体に、20本の手が伸びる。順番を待ちきれない若者が列に割り込み、小競り合いが起こる。しまいにはルールなしの無茶苦茶だ。
狂瀾怒涛の邪淫ショーが終わった。地下室には若いオスの体臭と、栗の花の匂いが充満していた。
台上の暁子はしなやかな肢体を大胆にさらし、閉じる気力もない。その女体を無数の白濁した液体が覆っている。そして女はむせび泣いていた。無理もない。貞淑な佳人にはあまりにも刺激が強すぎた。