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山ガール〜いたぶる
【鬼畜 官能小説】

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後半戦開始!-2

「あ、ああっ・・・」
 巧妙な男の指使いにちひろの唇が開き、喘ぎ声が漏れた。女の花園はグチャグチャといやらしい音をたて、滲み出た甘蜜でヌメヌメと光っている。
 ちひろはたまらず両手で口を押えた。そうしないと快楽のヨガリ声がもれてしまうのだ。ふしだらな女と思われたくない。プライドも理性も残っている。ただ、身体の芯から湧き上がる女の喜悦はどうにも抑えようがない。
(この女感じてやがるッ)
だが根っからのサディストの竜一にとって、女を喜ばすつもりは微塵もない。若くて魅力的な女を力ずくで犯すのがいいのだ。才知に優れた美女を虐げ、泣かし、屈服させるのが喜びなのだ。
(アヌス責めといくかッ)
 秘壺と中指がつながったまま竜一はちひろの側面に回り込むと、空いている左手で尻溝にひっそりと息づく菊の蕾にあてがった。何と二つの秘穴を同時に責めようというのだ。

「ヒイッ、やめてッ」
何をされるのか気づいて、ちひろは短い悲鳴をあげた。腰を浮かせて逃げようとするが、膣が咥え込んだ男の指がそれを許さない。
 ちひろの哀願を無視してアヌスに中指を押しつけた男は、そのまま第二関節まで一気に捻じ込んだ。ズブズブッ!そんな音が聞こえてきそうだ。
「アウウーッ」
あまりの痛さにちひろの知的な美貌がこわばる。その瞬間男の怒張はビクンッと跳ね、一回り大きくなった。
(これだよ、これッ。最高に興奮する瞬間だぜッ)
 男はさらに奥まで指を埋め、右に左にとゆっくり捩じった。痛くないはずがない。アヌスマッサージもなければ、潤滑剤代わりのソープもないのだ。

 都会の洗練された若いOLをサディスティックに責め立てるのはこのうえなく快感だ。それだけで射精しそうになるのを、竜一は必死にこらえていた。

 一方、銀二は手のひらにボディーソープを泡立てると、亜紀のきめ細かい肌に塗り込んでいた。脇の下のくぼみをなぞりあげ、乳肉を捏ね回す。バストからウエストの曲線を撫でさする。そうかと思えば尻肉をいやらしく撫で回す。そんな男の手から逃れようと亜紀は必死で抵抗したが、所詮は狭いタライの中だ。とても逃げおおせるものではない。竜一は羞恥に身をすくめる亜紀の太腿を強引に開くと、手のひらをすべり込ませた。
 男の指がクリトリスや膣孔の肉壁をまさぐりはじめたのを感じながら、亜紀はなすすべもなく身をゆだねていた。
「あ、あぁん・・・」
唇が開き、媚びるような甘い声がこぼれた。それでも亜紀は耐えようと奥歯を噛みしばった。卑劣な男の愛撫で感じているなどと思われたくなかったし、隣で凌辱されているちひろにも知られたくない。だが込み上げる肉の快感を亜紀はもう止めることができなかった。
「ああッ、あああァん・・・」
こらえていた喘ぎ声が堰を切ったように吐いて出た。
 竜一は女の核心を責めたてながら亜紀の顔をぐいとねじると、その花びらのような唇を奪った。亜紀の淫らな嬌声が、くぐもった喘ぎ声に変わる。
(これでちひろに知られなくてすむわ・・・)
なめくじのように這いずりまわる男の舌に鳥肌をたてながら、亜紀は竜一の舌を受け入れるのだった。

「今度はオレを洗ってくれよ」
どこからか小さな丸椅子を持ってくると、タライの中に置いて座った。スケベ椅子の代用品というわけだ。
 隆々とそそり立つ男根に、亜紀は顔をしかめた。何度も辱められた男の分身だが、慣れるということは無い。
 ボディータオルはない。手のひらにソープを泡立てると、銀二の肩から指先を手で洗った。
「お、そうだッ、オレ様の指を壺洗いしてくれやッ」
いいことを思いついたと銀二はニヤリと笑った。
「壺?・・・」
男の言っている意味が分からず、亜紀は眉をひそめた。
「なんだ、壺洗いも知らねえのかッ。大学で何を勉強してたんだあ?」
皮肉ったその口もとがいやらしく笑っている。
「壺と言やあ女のあそこしかねえだろッ・・・洗ってくれよ、10本ともよ」
立てた小指を股間の繁みに近づけた。
「そ、そんな・・・」
自ら男の指を膣に誘導するなど考えられない。亜紀は右に左に顔を振りたくった。
「いやなら無理にとは言わねえけどな」
口調は穏やかだが、眼は欲情に血走っている。残虐なその瞳に亜紀は怖気づいた。
「いやだなんて・・・」
「ほう、やってくれるのかッ」
「や、やります・・・」
「やります?それじゃあオレが無理やりやらせてるみたいじゃねえかッ、ええッ!」
チンピラヤクザさながらの恫喝に、亜紀は震え上がった。馬鹿面な男だけに、何をするか分からない不気味な怖さがあるのだ。
「や、やらせて・・・ください・・・」
やっとの思いでその言葉を口にすると、脚を開いて中腰になり、男の小指を膣孔に導いた。

左右十指の壺洗いを終えた銀二の要求はさらにエスカレートした。
「ボディーブラシで洗ってくれよ」
(ブラシ・・・?)
そんなものはどこにも無い。だが聡明な亜紀はその意味を理解していた。
「分かりました」
小さくうなずくと銀二の毛むくじゃらの太腿にまたがり、腰を前後にゆすりたてた。







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