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告白
【母子相姦 官能小説】

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その1-3

それは私の親子愛とか家族愛とかそんな平凡なものとは無縁の世界でした。
少し一緒に朝食の時間を過ごしただけでまた私は息子の事を分かったような気になってしまっていたのでしょうか。
また安易に同じ過ちを繰り返してしまっていたのでしょうか。
モニターに映る内容の意味を理解した途端、私の頭は真っ白になり、息子が真に望んでいた事を知った私は気が遠くなりそうでした。
すぐ隣に居る息子の顔を改めて見返しました。
おそらく私の眼の焦点がほとんど合っていない事に息子は気付いたのでしょう。
それはモニターに映っている事と息子の表情はまったく繋がらないもののようでした。
薄暗い部屋の白いモニターの光に照らされた息子は何だか泣き出しそうな顔をしていました。
「ごめん、お母さん、ごめん…」
そう言って顔をしかめたと思うとその閉じられた瞳からは涙の滴が溢れてきました。
その様子を見ると私はあらゆる言葉が失われてしまい、ただモニターと息子の顔を見比べる他ありませんでした。

モニターに映っていたもの。
それは裸の女性でした。
とはいえ、それは息子くらいの年齢なら特別な事ではないでしょう。
私も特別詮索しなくても、息子がそういうものを見たりしている事は分かってはいました。
問題はその女性でした。
その画像は薄暗い部屋で撮影したようで、白黒のようにも見える鮮明なものではありませんでした。
(こ…れ…私……なの…?)

それはたしかに私自身の画像でした。
画像も鮮明ではないので分かりにくいのですが、おそらく夫と私の寝室でしょう。
いつ頃に撮影したのかはわかりません。
ただこれを撮影したのは誰なのかはもうはっきりとわかってしまいました。

いつ?
どうやって?
カメラはどうしたの?
…そしてなぜ?

「いいの…あなたもうこういう事に興味がある年頃なんだから…正直に言ってくれて良かった…」
そう言いながら私は自分にも言い聞かせようとしていました。
一人息子である彼にとって身近な異性は母親である自分以外にはいないのです。
多分、いえ、きっと誰でも良かったのでしょう。
たとえそれが実の母親でも。
しかし、息子がクリックしたファイルが再生されると私はいよいよ言葉を失ってしまいました。


「あぁぁっ…あっあっ…あっ…ん…はぁ…あっ…」
それは私の声でした。
しかし、それは私の口からでなく、スピーカーから聞こえてきました。
不鮮明ながらその声には低くくぐもった男の声も時折混じってきます。
夫との行為…!
その衝撃に私は床がぐらつき、まともに立っていられなくなるほどでした。
息子が何かを言ったようにも聞こえましたが、私の耳には届きませんでした。

小一時間ほど経った頃でしょうか。
最初に息子の部屋を出てリビングに戻った私は胸がつかえて水も飲めなくなるくらい呆然としていました。
息子は後をついてこようとはしませんでした。
椅子に腰かけ、テーブルに置いた水の入ったコップを茫洋と見つめながらさっきの事を整理しようと必死でした。
息子の部屋で息子は私に何度も謝りました。
「本当にごめんなさい…」
その態度にはまったく偽りはありませんでした。
涙を流して謝る息子を叱る事は私にはもう出来ない事でした。
しかし、その謝罪は二つの意味があるとあの画像と映像を見て、もう私にはわかってしまったのです。
一つは母親とはいえ裸や夫との行為を盗撮をした事。
そしてもう一つは…。
(…そういう…願望が…ある事……)



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