犯された私-9
「ねえ、ここでオナニーしちゃいなよ」
彼らがまたとんでもないことを言い出します。
「誰か来たらどうするんですか?」
「こんな夜中に誰も来やしないって」
「でも……」
そう言いつつも私は彼らからバイブを受け取り、ごっくんと生唾を飲み込みました。多少は免疫ができたと言っても、バイブはやっぱりバイブなのです。
念のために周囲をうかがい、彼らのほかに誰もいないのを確かめると、私は愚かにも公然わいせつをはたらいたのです。
「うんっ……、あっ……、はあっ……、はあっ……、やだ……、あそこが……、あんっ……、溶けちゃう……」
それこそ妊婦が分娩台に座るような格好で、膣内のあらゆる粘膜をバイブでぐちゃぐちゃに撹拌します。旅館の従業員の人たちに迷惑がかかるのではと心配しながらも、彼らの監視下では行為を中断させることができず、許してもらえるまで露出オナニーをさせられました。
「やばい、誰か来る」
男の一人が慌てた様子で声を潜めたので、私もはだけた浴衣の前を素早く閉じ、マッサージチェアのスイッチを適当に押しました。
やって来たのは宿泊客と思われる中年の男性でした。私はできるだけ平静を装い、その男性が通り過ぎるのを待っていたのですが、そんな私に三人組の一人がにやにやしながら話しかけてきたのです。
「どう? 気持ちいい?」
聞こえなかった振りをしようかとも思いましたが、私は初めての露出遊びにめくるめく興奮をおぼえ、つい艶っぽい声を漏らしてしまうのです。
「き、気持ちいいです……、うんん……」
さらに、中年男性の死角になるところで浴衣の中に手を忍ばせ、婦人科ごっこの続きを強要されました。硬くなった乳首が痛いくらいに疼きます。
「こんばんは」
二十歳の私が会釈しながら挨拶をすると、中年男性はばつが悪そうな顔で「こんばんは」と言って立ち去りました。
恥ずかしいやら申し訳ないやらで、私の心臓はずっとドキドキしていました。
結局、丑三つ時の女湯に女性客の姿はなく、ほぼ貸し切り状態で温泉を堪能した私は、ふたたび彼らと合流して部屋に戻りました。
ほっと息をつけるのも束の間、そこでようやく器具を外してもらえた私は、そのまま彼らとディープキスに突入して唾液を交換し、媚薬を追加されて発情した体をたっぷり犯されたのです。