チーママ志乃-2
潤んだ目でマサを見ながら言いました。
<ネェ〜、マサさんどう言う意味なの?>
(それは・・・)
もうマサは穴が有ったら、舐めたい、イヤ入りたい気分です。志乃さんの事を見る事も、出来ません。身体中から汗が出始めました。
<マサさん、どうして?顔が真っ赤よ。>
(イヤ、何でもないです、何でも)
<何?私だけ除け者なの、おばさんだから?>
(違いますよ、全然違います)
<じゃあ、何なの?教えてよ>
あくまでも食いついて来る志乃さんです。
<俊さん、何なんですか?>
「俺の口からは言えないから、マサやんから直接聞いて」
俊は、ニヤニヤしながら、志乃さんに答えます。
マサはドンドンと追い詰められて行きます。
<マ・サ・さ・ん〜〜〜、そっと教えて〜〜ねぇ>
(志乃さん、ちょっと口では言いにくいから、メアド教えて、メールに書きます)
マサは、これが一番の方法だと自分でも感心しました。メアドはゲット出来るし、性癖も伝えられる、あわよくば、志乃さんの・・・。
こう言う時のマサは、瞬時に最善策を考えられる、これが仕事で活かせたら、今頃大金持ちになっているのにと、自分で反省しています。
<良いわよ、これがメアドよ>
他の人に解らないように、渡してくれました。
その夜は、楽しく酒を飲み。志乃さんの身体をじっくりと観察して、あのお尻に挟まれたいなんて不純な事を考えていました。
自宅に戻り、早速、志乃さんに、お礼メールをしました。直ぐに返信が有り、志乃さんも当たり障りの無い内容で、返ってきました。その夜は、何通かのメール交換を割と遅い時間まで楽しみ、少しお互いが近づいた感を受けました。
翌朝、メール呼び出し音で目が覚めたマサは、相手を確認、志乃さんからでした。
<マサさん、おはよう、起こしちゃったら御免なさいね、今夜、同伴頼めないかな?>
来たよ、早速の営業メールが、それにしても初対面の翌日とは、さすがチーママだよな
マサは、別に用事も無いので、良いですよって返信。
じゃあ、午後3時に、○○郵便局の前に居てねって返信が、マサは不思議に思いました。
午後3時とは、また早い時間です。普通、同伴なら6時位に待ち合わせして、食事して、
8時か、9時にお店に入るのが一般的なのに。チーママクラスなら10時でもOKの筈
です。深く考えても仕方ないと思い、仕事を始めました。
待ち合わせ10分前には到着するのが、マサのポリシーです。
その後直ぐに志乃さんは来ました。
白のYシャツ風ブラウスに、ジーンズにヒールの有るパンプスで、髪を下していました。
マサは、こんな感じの服装も好きです。昨日の和服からは、ガラッと印象が変わります。
<マサさん、無理言ってごめんなさい>
(いいえ、志乃さんの申し込みなら、地球最後の日でも、受けますよ)
<マサさん、それ面白い〜>
そう言って、髪をかき上げる仕草に、マサは胸キュンです。
化粧も、薄からず、濃からずで、唇だけ真っ赤なルージュで、もろにマサの好みです。
(さて、志乃さん、何処へ行きますか?どこでも付き合いますよ)
<あのね、お店のドレスを買いに行きたいのよ、女目線で無くて、男目線で選んで欲しいのよ、だからマサさんにお願いしたの>
(成程、お客は男だから、男が好むような感じだね、さすがチーママ)
じゃあ、行きましょう、志乃さんはそう言いながら、マサと腕を組んで来ます。
微妙にマサの肘が、志乃さんの乳房の膨らみを感じて居ました。結構、胸も有るようです。
お店に入り、ドレスを選ぶ目は、プロのそれでした。マサも、真剣に意見を言いながら、数着購入していました。正直、結構高い物だと思いました。それから雑貨屋で、お店の調度品を見て、お花屋でお店の花を注文してと、結構色々回りました。
時計は、既に午後7時少し前です。
<マサさん、有難う、助かったわ。色々連れまわして御免なさいね、でもマサさん色んな事知ってるわね、志乃感激しちゃった。>
(アパレルも雑貨も経験してるからね、普通の人よりは知ってるかもしれないね)
<マサさん、何食べに行く、今日のお礼で御馳走します>
(何を言ってるんですか、デート代は、男が出すのが当たり前だから気を使わないで)
(それで、志乃さんは何食べたい?)
<焼肉>
速攻で答えます、良いのかな同伴前に焼肉なんて、マサは思います。
<今日は仕事休みだから、ニンニク一杯効かせちゃお>
(エッ、志乃さん同伴って言ってたよね?)
<ええ、そうよ、買い物に同伴よ、まさかマサさん、お店に同伴だと思ったの?>
(俺は。てっきり・・・)