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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈快楽の源泉〉-22


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『……お…奥さん……ぼ、僕の奥さん……』


女装したままの天然パーマの男は、部屋で一人で愚痴ていた。
レイプという犯罪を犯したにも関わらず、自分を思いきり抱き締めてくれた淫らな人妻を、美しくて愛しい女性を、目の前で奪われたに等しかったからだ。

……と、突然に携帯電話が着信を告げた……全く登録されていない番号からだったが、とりあえず出てみるかと通話のボタンを押し、耳に当てた……。


{よぉ!今朝は押し掛けたりして悪かったな。なあに、もう一回商談したいと思ってなあ?}

『ッ!?』


その言葉からして、意中の人妻を拐っていった男だと分かった。
天パ男は何事かと震え、手には汗をかき出した。


{あのあと奥さんが泣き崩れてなあ?「あの人に嫌われた」ってえらい騒いでよぉ……それであれから俺達が、ずっと奥さんを慰めてたんだよ}

『お…奥さんが僕を…?僕に嫌われたって泣いちゃったの?』


一般常識すら持たない天パ男は、通話相手の言葉を真に受けて鼻息を荒くした。


{まあ、ちょっとコレを聞いてくれよ……絶対に声は出さないでくれよなあ?}


よく解らないまま、天パ男は口を噤む……もう抱く事は無いと諦めかけていた矢先の再びの商談に、警戒心より欲望の方が勝っていた……唇は乾き、胸は高まる……その刹那、鼓動を爆発させる声が鼓膜を劈(つんざ)いた……。


{もっと激しくしてぇッ!!あッ…あ"ん"ん"ッ!!すご…凄いぃッ!!}

『!!!』


この鼓膜を叩く声は、間違いなく恭子のものだ……今、この瞬間にあの男達に抱かれて悶えているのだと思うと、悔しくて、そして何より羨ましくて仕方がない……。


{そッ!?その穴は違うぅッ!!ひゃんッ!!こわ…壊れちゃう!!あはッ…あ"ッ!!あ"ッ!!あ"ッ!!}

{ケツ穴も大好きだろ、奥さん?ケツマ〇コでイキそうなんだろ?}


見えてはいなくても、天パ男の脳内には二人の男にサンドイッチにされ、性器と肛門に肉棒を突き立てられて悶絶する恭子の姿が浮かんでいた。

今朝、恭子を買っておけば今頃は……天パ男の心は乱れ、いつの間にか勃起していた肉棒をギュッと握り締めていた……。



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