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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈消えない烙印〉-17

{ねえ……まだ2時だよ?旦那さんが帰ってくるまで、まだ時間があるよねぇ?}

「ッ!!!」


またこの男は自分を抱こうとしている……恭子の額からは冷や汗が滲み、唇は動悸と動揺にフルフルと震えだした……。


「……ば…馬鹿じゃないの?…私は貴方なんかが考えてるような女じゃないんだから……」


説得力皆無な強がりは、男の一笑に伏された。

アパートの自室で複数の男達に抱かれていたのは知っているし、しかも何度か荷物のように送り返されたのを、この男は見ていたのだ。


{……僕が今、何してるか分かる?奥さんのパンティーを勃起したチ〇ポに巻いて……おッ…オ〇ニーしてるんだよ?}

「……ッ」


恭子の頭には、あの送り付けられたメール画像が鮮明に甦った。
勢いよく射出された白濁液が薄布を通り抜け、肉棒を握りしめている指の上をドロドロと流れ落ちていく、あの悍ましい画像が……高まった動悸にあわせたように秘豆はジンジンと熱くなり、炭火に焼かれたように下腹部の中心は火照っていく……またも恭子の身体は牝の覚醒に苛まされだした……。


{へへへ……奥さん、「勿体ない」って思ってるでしょ?せっかく大きくなったチ〇ポが、オ〇ニーなんかで萎れちゃうのがさあ?}

「なッ!?馬鹿言わないでッ!!誰が…そんなッ…!!」


男の台詞は、恭子の身体に起きた異状を知っているかのようだった。
思わず言葉を詰まらせてしまった恭子の激しい動揺は、男の増長を加速させた。


{駄目だよ?今日の奥さんは腰が抜けるくらいハメ倒されてきたんだから、もうオマ〇コもお疲れだろ?いくら僕のチ〇ポが欲しくても、今日は我慢しなくちゃねえ?}


何処までも上から目線な男は、まるで恭子の方から縋り付いてくるかのような言い方をし、高慢にも突き放した。
結果として下半身を視られるという直前の危機は消えたが、まだ通話は切れてはいない。
恭子と男の“付き合い”は、終わってはいないのだ。


{フフフ……ねえ奥さん、電話越しにセックスしよ?二人でオ〇ニーし合ってさ、一緒に気持ち良くなろうよ?}

「……は…はあ?あなた大丈夫?ホントに馬鹿なのね……」


男からの要求は、恭子の予想しない物であった。
まるで性への好奇心が旺盛な思春期の少年が抱くような妄想を、恭子に押し付けてきたのだ。



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