大御所芸人 B その1-3
「実はよ、俺、三年ぶりだったんだ、女抱くの」
「え?そんなに?」
さおりを膝に乗せて湯船に浸かりながらBはそう告白した。
「お忙しくて時間が取れなかったんですか?」
「忙しいたってそれくらいの時間はあるよ、漫才ブームに乗って必死で売れようとしてた頃はそれこそ寝る間も惜しんだけどさ、今はそこまで必死になることもないし、酒飲む暇があるくらいでさ」
「なら、どうして・・・」
「抱かなかったんじゃないんだよ、抱けなかったんだ、ここ三年くらいチンポ勃たなくってさ、EDってやつだよ」
「でも今・・・」
「そう、三年ぶりに女の味を味わわせてもらった」
「私のような未熟者でも・・・」
「未熟?それは違うな、確かに体は未熟だよな、おっぱいなんかまだぺったんこだしさ、でも12なら当たり前だよな、だけどコールガールとしては未熟じゃないと思うよ」
「そう言っていただけると・・・でも未熟です」
「うーん・・・じゃ、未熟は未熟ってことにしてもさ、サービスは最高だったよ、何より一生懸命におっ勃ててくれたしなぁ・・・12の目から見たら俺なんかじじいだろ?」
「そんな事は・・・」
「じじいだよ、筋肉は落ちて腹は出っ張ってるし体中皺だらけだしな、俺のおっ勃てるのに苦労したろ?」
「確かに少し時間はかかりましたけど、いつもお忙しそうで疲れてらっしゃるからでは?」
「まあ、疲れてるっちゃ疲れてるけど、それより歳だろうな」
「そんなことは・・・」
「良いんだよ、じじいなんだからさ、自分でよく知ってるっての、でもさ、そんなじじいにも随分良くしてくれたからな・・・おかげで良い思いが出来た」
「なんだか今ので終わりのようなお口振りですね」
「そりゃまだできるもんなら何とかしたいけどよ、もうムリだと思うよ」
「すみません、そうとは知らず早々に・・・」
「いや、あのタイミングじゃなきゃ出来なかったかもよ、何もかも目新しくてさ、もしかして何とかなるんじゃないかって思ったら何とかなったもんなぁ・・・」
ベッドに移ってもBは何もせずに話を続ける。
「実はさ、あんたを教えてくれたのはAなんだよな」
「そうでしたか・・・ご贔屓にしていただいてます」
「おれがもう三年勃ないって口滑らせたらさ、何とかできるかもしれない娘を知ってるってんだよ、抜かず三発やったってのホント?」
「はい・・・」
「抜かず三発なんてあいつも初めてだって言っててさ、それくらい良いんだって言うんだよな・・・じゃ、ダメ元で呼んでみようかって言ってからだよ、12歳だって教えてくれたのはさ」
「先に知ってたらお呼びになりませんでした?」
「別にそんなこともないけどさ、普通まずいじゃん、12の娘なんか抱いちゃさ・・・Aだってそうだろ?もしばれたらア○ネスがすっ飛んでくるだけじゃ済まないぜ、相手が13歳以下だと法的には全部強姦扱いだからな、タレント生命がそこで終わりだよ、だけどやめられないって言うくらいだからよっぽど良いんだなと思ったよ・・・思った以上だったけどな」
「ありがとうございます」
「もう少しこうしててもらえるかな?体も触って良いかな?」
「もちろんです・・・でもさっきので終わりって寂しくありません?」
「三年ぶりに勃って出来ただけでもめっけもんだと思ってるよ」
「一晩に二回以上はいつが最後なんですか?」
「五年くらい前かな」
「では五年ぶりを目標に」
「無駄だと思うけどな」
「お嫌でなければ」
「嫌なはずないだろ?・・・あのさ、体をじっくり見せてくれねぇ?」
「もちろん、お安い御用です」