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さおり、12歳
【ロリ 官能小説】

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さおり-1

 さおりは高級コールガールだ。
 まだ12歳ではあるが・・・。

 え?・・・日本にはコールガールはいないはずだって?
 いやいや、ソープランドが実質的にその役目を果たしていることは誰だって知っている、表向きはソープ嬢と客の自由恋愛と言うことになっているだけであって・・・。
 ただ、芸能人、スポーツ選手、政治家、有名会社の社長と言ったように、世間に顔を知られているが故に、大手を振ってソープランドに出入りできない男たちもいる。
 そんな彼らにこっそりと女を送り込む組織が実は存在するのだ。
 世間に顔を知られている、と言う男は大概の場合、金に不自由していないから高級ソープですら比べ物にならない料金を取る。
 しかし、誰にも知られずにこっそり女を送り込むのはそれなりのノウハウと手間暇がかかるし、送り込む女の質も極上だからぼったくっているわけではない、実際、繁盛しているのだから顧客の満足度は高いのだ。
 時間制限があるわけでもなく、望まれれば朝まで一緒に過すし、小旅行に同行することすらあるのだからむしろこちらの方が自由恋愛に近い。

 さおりの母、早百合はそんな高級コールガールの草分けで、50歳を越えた今でもバリバリの現役、年配者だけでなく若い世代の顧客も持ち、来日した海外の要人のお相手もしばしば務めている、無論、決して表沙汰にはならないが・・・。
 容姿やテクニックだけでなく、知性や教養も兼ね備えた現代の花魁とも言うべき存在なのだ。

 その早百合が40代を目前にした頃、出産を決意した。
 その理由のひとつは出産することによって変調をきたし始めたホルモンバランスを整え、経産婦特有の柔らかい膣を手に入れるため。 
 そしてもうひとつの理由、こちらがメインの理由なのだが・・・生粋のコールガールを一から育て上げること。
 コールガールと言う仕事に誇りを持つ早百合の夢だったのだ。

 とは言え、よそ様の子供を「コールガールにならない?」とスカウトするわけにも行かない、一番手っ取り早いのが自分で産むこと、それにコールガールと言う仕事の必要性、重要性、やりがいと厳しさをきっちり教え込み、男から見て真に魅力的な女に育て上げるには常に手元に置くのが一番だと考えたのだ。

 妊娠したからと言って必ず女児を授かるとは限らないが、早百合の念が通じたのだろうか、授かったのは女の子だった、父親が誰なのかを早百合は決して明かさないが、産まれて来た子の容姿を見ればハーフかクォーターであろうことは想像出来る・・・まぁ、さおりは母似だし、早百合の立場から言えばよりどりみどりだっただろうから特定はできないが・・・。

 そして、さおりは素直に美しく成長した。
 母から受け継いだ長く美しい黒髪、肌はあくまで白く、おそらくは父親の遺伝子によるもの、そして瞳は濃い茶色、日本人として不自然なほどではないが、日本人離れした真っ白な肌にはしっくりと来る。
 顔の輪郭も体つきもほっそりとしていて、かなり小柄な部類・・・早百合が言うには、そのためにさおりに遺伝子を残す男の母親、祖母まで調べたのだそうだ。
 一見して良家のお嬢様風、きらきら光る瞳には好奇心旺盛な子供らしさがあるが、全体の雰囲気はごく大人しそうな、清楚な印象を与える。
 その上、早百合のしつけもあって子供ながら礼儀正しく言葉遣いも丁寧できれい、そして聡明で心優しく、頑張り屋でもある。
 そして物心ついたころから聞かされてきた母の職業に対しても偏見はない、母親にコールがかかっている間は組織の事務所に預けられたのだが、そこではいつも綺麗で優しく、聡明なお姉さん達がかわるがわる遊んでくれる・・・『このお姉さんたちみたいになりたい・・・』さおりはむしろコールガールと言う職業に憧れすら抱いて育った。

 実のところ早百合は15歳くらいでデビューさせようと考えていたのだが、組織の上得意であり、組織のコールガール達がこぞって賞賛する床上手でもあり、充分に信頼も置ける人物が12歳のさおりを一目見るなりさおりの『水揚げ』を熱望してくれて、さおりもそれに同意、と言うより積極的に希望したので、早百合はさおりのデビューを前倒しすることを決断した。

 さおりの『水揚げ』はその人物の別荘で、早百合も同行して・・・寝室までは入らなかったが・・・行われ、床上手で知られる彼は、それ以上は望めないと言うほどに丁寧に、紳士的にさおりを扱った。
 物事は最初が肝心だと言う。
 さおりは初めての時ですら十分に感じさせられ、別荘に滞在した数日の間にそれなりの経験を積み、同時にセックスに対して何の恐れも嫌悪感も無く・・・『女』になった。
 さおりを一目見れば誰しも『可愛らしい少女だ』と思う・・・しかし、ひとたびそのさおりを自由にして良いのだと知れば興味を惹かれざるを得ないような、不思議な魔力を秘めた『女』になったのだ。
 
 かくして、さおりは12歳にしてコールガールの道を歩み始めた・・・。


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