麗玩具-3
篠崎のペニスは既に完全勃起、まるで20代の若者のように斜め上を向くまでにそそり立っている。
「うっ・・・」
裏筋を三叉の舌で舐め上げられると篠崎のペニスは腹を叩かんばかりに上を向く、そのペニスを、玉を触れるか触れないかのタッチで指先が這い回り、三叉の舌が微妙な動きで舐め上げる。
「だ・・・だめだ・・・堪え切れない・・・」
篠崎は思わず射精し、その射精を少女は舌の上にペニスを乗せるようにして口の中へ受ける。
「まいった・・・」
いつもならば射精のコントロールは自在のはずの篠崎、それが舐め上げられるだけのフェラで達してしまう、シネアート作品を見慣れているファンには信じがたい光景、しかし、少女が見せた限りなくソフトな指先の動きと三叉に割れた舌先の動きを見れば頷かざるを得ない。
しかし、少女のフェラチオはこれだけで終わらなかった。
篠崎が寝台に腰掛けると、その前に跪き、口元に手をやる。
「なんということだ・・・」
篠崎の驚愕の表情、しかし、カメラの位置からは少女が何をしたのか分らない。
しかし、次の瞬間、少女の掌にあったものは・・・前歯だ。
上下六本づつ、十二本の前歯が寝台の脇の小さなテーブルに置かれる。
カメラが横に回ると、少女は掌で口元を隠しつつ、篠崎のペニスを咥え込む。
「な・・・なんだ、この感覚は・・・」
少女の顔が大きく前後に動き、篠崎のペニスをこすり上げる、同時に指先が篠崎の腰、脇、腹を這い回る。
「だ・・・だめだ・・・こんな感覚は初めて・・・だ・・・」
いつもは余裕の無表情が迫力を醸し出す篠崎だが、立て続けにフェラだけで二本目を絞られようとしている。
「ああ・・・堪らん・・・」
篠崎が呻くと、少女の喉が動く。
「フェラチオのために歯を抜いているのか?・・・ん?前歯だけじゃないな?」
篠崎は少女が再び前歯を入れるのを待って少女の顔を上げさせる。
「口を開けてみてくれ・・・奥歯もこんなに少ない・・・それで顎が細いのか・・・」
カメラは少女の口の中までは寄らなかったものの、余りに細い少女の顎を見れば篠崎の言葉には頷ける。
「男の悦楽のためにここまで・・・・」
篠崎が唸る。
「今度はこちらの番だ」
篠崎が促すと少女はすっと立ち上がる。
「この細さはどうだ・・・」
篠崎が唸るのも無理はない、少女の後ろからカメラはぐるりと前に回る。
あくまで細い・・・脂肪がついていないというだけではない、筋肉もごく細く、骨格まで華奢なのが見て取れる、胸も尻ももちろん大きくはない、しかし、あくまで細い体には丁度良いバランス、そして篠崎は少女の体の異物を軽く指でつまむ。
「乳首にピアス・・・初めて見るわけではないが、ここまで深いのは初めて見る・・・」
乳首ピアスはつんと突き出した乳首を真横に貫通しているのが普通、しかし少女の乳首は盛り上がっているのみで突き出してはいない、ピアスははっきりと肉に孔を空けられている。
「乳首だけではないな・・・・」
カメラがズームして臍に開けられたピアスを、そして深いスリットに過ぎない性器の両側にも下がるリングピアスを写し出す。
篠崎は膝をついて視線を下げ、桃香の体を更に観察する。
「ヘアはないな・・・しかしこれは・・・剃るどころか脱毛ですらないのではないか?毛根すら見当たらない・・・」
カメラが更にズームして少女の性器をクローズアップに・・・篠崎が言うとおり、剃り跡はおろか、毛根のつぶつぶすらない全くのつるつる。
「ピアスも扇情的ではあるが、俺は自然のままの君が見たい、外しても良いかな?」
少女は頷き、篠崎がするままに任せる。
「おや?」
乳首のピアスを外している時、篠崎がふと声を漏らす。
「こんなところに・・・・」
少女の腕を上げさせると腋にごく小さな、無数の蝶の彫物。
「ここにもか・・・」
脚を上げさせると恥丘と脚の付け根の、僅かに肌が重なっている部分、そこにも同様の彫物が施されている。