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マリコ
【熟女/人妻 官能小説】

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若い女-1

 翌日、会社に行き仕事の間の休憩中に菜緒子と一緒に喫煙室に行き、昨日買った煙草ケースから煙草を取り出しライターで火を点ける真理子。いかにも水商売の女が好むようなデザインで地味な真理子には全くの不釣り合いなライターとケースであったが.....

 菜緒子「真理子さん おしゃれなケースとライターですね。」と真理子を持ち上げる菜緒子。真理子も少し派手かなと思っていたが菜緒子に褒められすっかり気分もよく、いつもと同じ煙草を吸っているのにいつもよりおいしく感じる。真理子は値段は高かったが買ってよかったと思い、煙草はますます美味しく感じ紫煙を吐き出すのだった。


 それから、数日後のこと真理子が街を歩いていると大きな荷物を持ち派手なかっこをした真理子と同じ体型の若い女の子とすれ違った。すれ違う時、真理子は身体が熱くなるのを感じた。真理子は身体を反転させてその女の後をつけるように歩いていく。なぜ?ついて行くのか?真理子にもわからなかった。ただ、以前なら嫌悪感を抱いていたこの女の格好に今では真理子は好意を持ち始めていたのだった。そんな気持ちの変化にまだ、真理子は気づいていない。

 女は歩きながら煙草を吸い、紫煙を吐きながら歩いていく。後ろから歩いてついて行く真理子はその匂いを嗅ぐ度に煙草が吸いたくて我慢できない。そして、我慢すればするほど身体は熱くなっていく。女は煙草を吸いながら時々、大きな唾を路上に吐きながら歩いて行く。真理子はもう煙草を吸いたくて我慢できない。そう思った時、女は煙草を路上に投げ捨てると足でもみ消し、大きな唾を履くと一段と大きな唾をはくと店屋に入っていった。

 そこはリサイクルショップであった。女は持ってきた大きな荷物を店員に渡し、しばらくし、お金を受け取ると店屋を出ていった。真理子は女が出ていくのを確認するとすぐ店員の元へ駆け寄り、「その大きな荷物全部売っていくら?」そう言うと財布からお金を取り出すのだった。店員にそう言いよる真理子の表情は欲しいものを何としても手に入れる欲望に満ちた顔になっていた。

 荷物を持ち、店を出た真理子は煙草を取り出し、火を点け深々と紫煙を吐き出す。そこには欲しいものを手に入れた満足げな顔をした真理子がいた。最後の一口を大きく吸いこみ深々と紫煙を吐き出すと真理子は先ほどの女のように路上に煙草を投げ捨てると足でもみ消し、大きく唾を路上に「ペッー」と吐きだし、店を後にしたのだった。

 家に帰り、荷物の中を見ると艶黒に光り輝くジャージ、ミニスカートで金色の派手なロゴの入ったナイロンセットアップ、背中と両腕、両胸に龍の刺繍の入った紫色のスカジャン、派手な金色ロゴの入ったパーカーとパンツ、光沢のあるレザーパンツと同じく光沢のあるレザーショートパンツ、ひざ上まであるエナメルニーハイブーツ、某有名なキャラのサンダル、フクスウノストッキング、大きなリングピアスをはじめとするピアスが多数、真理子は初めて見る先端にカラーストーンを着けた鼻ピアス、ゆるいカーブを描き同じくカラーストンを着けたへそピアス、複数のファッション雑誌が入っていたのだった真理子はそれらの荷物を部屋の中に広げ、眺めながら煙草を吸い始めた。煙草を吸えば吸うほど身体が熱くなっていくのを感じていた。

 

  

 


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