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マリコ
【熟女/人妻 官能小説】

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若い女-2

 真理子は煙草を吸い終えると着ていた服を脱ぎ始め、ジャージに手を伸ばし、ジャージを手に取る。ジャージはジャージはほとんど新品同様であったが、煙草の香がすっかりしみ込んでおり、ヤニの香がする。真理子は上下ジャージを着ると鏡の前に立つと鏡には顔は地味だが指先に煙草を持ち、着ている服はワルの雰囲気を漂わせるようになり始めていた。真理子は鏡の中の自分を見るといつもと違う雰囲気になったことを感じ始めていた。感じ始め、ますます身体は熱くなり、「これを着て出かけてみようか?」そう思うと先ほどのサンダルを履くと外に出ていった。

 歩きながら煙草を吸う真理子、そして、ときどき大きな唾を路上に吐きだす。昼間の女が真理子になったかのようである。通り過ぎる人も嫌悪感を持つ目で真理子を見る。初めは恥ずかしかった真理子ではあったが、しばらくするとそんなことは全然気にしなくなった。それどころか、歩き煙草、路上へのポイ捨て、大きな唾を吐くことが当たり前になってきた。

 夕食を食べずに出たのですっかり、おなかのへった真理子は近くのファミレスへ入り、店員に喫煙席へ案内され、煙草を吸いながら料理が来るのを待つ。「今日 たばこ何箱めかしら?」そんなことを考えながら待つ真理子。料理を食べ終えるとコーヒーを飲みながら再び煙草に火を点け、煙草を吸い、灰皿ではなく、食べ終えた料理の食器に灰を入れ、吸い終えた煙草を食器の中に捨てると店を後にするのだった。


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