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陶然とした眩暈の果てに
【近親相姦 官能小説】

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自宅警備員-28

「お兄ちゃん、絵がうまいよね」
「絵はなんとか。でもなぁ」
舞が一枚のイラストを見て手を止めた。
「これ誰がモデルかすぐわかっちゃうよ」
それは女教師がM字開脚で秘花にバイブレーターを突っ込んでアへ顔になっているイラストだった。
「お母さんとエッチなことしたいの?」
その質問をごまかすように彼は他のイラストを片づけて隠すふりをした。
舞が飛びつくようにそのイラストをひったくる。
「あーっ、お兄ちゃんのエッチ!」
それは舞をモデルにしたイラスト。ゲームの僧侶とか魔法使いのイラストで、恥じらってもじもじしていたり、キスをねだって背伸びしている様子を描いたイラストだった。
「ちゃんと服も着てるし、かわいい感じだろっ」
「お兄ちゃん、露骨に全部脱いじゃってアへ顔してるイラストよりも、なんか恥ずかしいんだけど」
舞はそう言って顔を真っ赤にしながら、イラストを返却してきた。
舞は彼の貴重な賢者タイム、つまりオナニーしながら瞑想ではなく妄想に耽る神聖なる時間を妨害するように兄の部屋に来ていた。
親父が摘発するエロマンガの本を彼のベットで猫のようにごろごろしながら読んでいる。
(うっ、スカートから出てる生脚がエロい)
盗聴設備がまったく意味がなくなってしまった。
「舞、勉強しなくていいのか?」
「してるよ」
そう言って本で顔を隠した。
エロマンガでエロ知識を集めている舞であった。
彼はエロゲーをするわけにもいかず、パソコンに取り込んだイラストを色つけしたり、背景を描いてみていた。
「お・に・い・ちゃん」
ふっ、とうなじに息をかけられ、ぞくっと背筋を快感が走りマウスから手を離した。
「親父たちまだ出かけてないだろ」
「ふふっ、お風呂いってきまーす」
舞にからかわれている彼なのだった。

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