自宅警備員-17
彼はイスから立ち上がると舞を再びベットに連れていく。枕の下に舞のスマホがあることを教えた。
舞はベットのそばで枕に手をのばした。
枕の下にスマホはあった。
バッテリーが抜かれているので画面が真っ暗なスマホである。
彼は舞の両手がふさがっている隙を見逃さず、バジャマのズボンをパンティごと一気に下げた。
足首にズボンとパンティがひっかかかり、もたついていると彼に背中を押されてベットに這いつくばる姿勢になってしまう。
彼はすぐ舞のきゅっとひきしまった丸い尻に飛びついてきた。
股の間に手を入れられてしまった。
脚を閉じても、彼の手を挟むだけで指の動きを止められない。
舞の恥丘を弄りだした手の反対側の手が舞のうなじのあたりをグイッとベットに押しつけてくる。
逃げられない姿勢で彼の指先がわれ目を撫で上げ、敏感な牝真珠の肉粒を見つけると弄りまわした。
「あ、ああっ、お兄ちゃん、そこはだめぇ、あぁっ、あんっ、ひぅっ!」
彼は舞が乱れて濡れてくるまで弄りまわす。
彼が強引に手を抜き出して、足首にひっかかったパジャマやパンティを床に放りだす。
舞が気がついたときには、彼のぺニスの先端が舞のわれ目、膣唇に押し当てられていた。
「挿入れるよ」
「お兄ちゃん、いやっ、ああぁぁぁっ!」
クリトリスを弄られて濡れた膣唇にずちゅりと彼のぺニスが押し込まれていく。
ぺニスの圧迫感に、肺の中の空気が押し出される。彼は途中で処女膜に阻まれてぺニスを止める。
「痛っ!」
「舞の初めてをもらったぞ!」
ほぼ同時に二人の叫び声が重なった。
舞は頭の先まで貫かれたような感覚に肢体を戦慄させて、破瓜の激痛に耐えている。
ぺニスは奥から手前にすぐ引かれた。
(もうやめて……痛いよぉ)
「ああっ、すごく舞の中が締めつけてくるぞっ!」
彼は舞の腰のくびれをグッとつかむと、腰をゆっくり揺らし始めた。
痛みと初めてを奪われた悲しさで、舞の可憐な美しい顔がくしゃくしゃに崩れる。
彼は挿入したまま上半身を前に倒して、舞の背中を抱きしめてくる。
「痛かったか……でも、どうしても、俺は、舞の身も心も全部が欲しかったんだ」
「なんで、意味わからないよ」
戸惑う舞の声をさえぎって、彼は腰を動かす。
挿入されただけでも苦しいのに、動かれるとさらにきつくなった。ぺニスから送られる脈動を直に感じ、動悸が早まり息がうまくできない。
舞は乱れた呼吸を繰り返しながら、ぺニスが奥から引かれると、自分の中身がごっそりえぐられているような感覚に襲われる。
ズンッと先端が最奥に突き刺されると、舞は背中をのけ反らせた。
(あぁ、痛くて、熱い。体中が燃えてるみたい)
ずちゅずちゅと彼のぺニスが狭くきつい膣穴を往復する。最奥からえぐられるたびに破瓜の血と愛液が攪拌され、舞は声にならない悲鳴を洩らし続けた。
舞にとっての悪夢はまだ終わりではなかった。
「あぁ、舞っ、もういきそうだ」
彼の切羽つまったような、泣きそうな声に嫌な予感がして、苦痛と処女喪失の絶望に意識が朦朧としていたが義兄のほうをチラリと見た。
目が合った途端に彼が眉を寄せて声を絞り出す。
「出すぞ、舞っ、イクッ、ううぅっ!」
彼は最後に膣奥まで貫いた。
(だめえぇぇ、いやあぁぁっ!)
突き込まれた義兄5ぺニスの先端がふくらむのを舞は感じた。彼が腰をぶるっと震わせた瞬間、舞の膣内で熱が弾けた。
膣内が精液に蹂躙されているのがわかる。
(出されちゃった、お兄ちゃんに……)
「はぁ、はぁ、舞、今からお前は俺のものだ、これからはたっぷりかわいがってやる」
カチャと彼の部屋の扉を開く音がした。
「何をしてるの、あなたたち!」
青ざめた顔で叫んだ。
外出していた義母の早織が、帰宅していたのだ。
二人が帰宅すると舞は二人に「おやすみなさい」と言いに行くのが習慣だった。
気になって二階に来た早織は、廊下にもれていた舞の悲鳴を聞いたのだ。
彼は舞の処女を奪った代償に義母から恨まれることになった。
義母の早織は彼に同情していた。
それだけではなく、密かに恋慕していたことを彼はもう一生、知ることはないだろう。
END