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透明な滴の物語V
【同性愛♀ 官能小説】

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黒い雨雲-1

第5話 黒い雨雲

聡美が勤める化粧品会社のQCT。
ほとんどの社員が帰宅した夜の10時近く。
その医務室では、聡美とナースの恵子が絡み合っていた。

長身でスタイルの良い二人のシルエットは似ていた。
恵子はナースとして健康と身体のことは熟知していた。
そして、聡美はもともとスポーツ好きで、日頃からエクササイズに励んでいた。

そんな似た者同士の二人は気が合い、いつの間にかセックスパートナーとなっていた。
たまに、差支えのない時間を選んで、こうして医務室でお互いの性欲を発散し合っていた。

二人は診察ベッドの上に腰掛け、舌をからめ合っている。
恵子の指は、聡美の形の整った乳房の頂点にある乳首をつまんで弄んでいた。
「ふぅ〜ん」
聡美が吐息を出す。
恵子から口を離して深く息をつく。
「恵子の力の入れ方は絶妙ね」

「横になって。こんどは乳首舐めてあげる」
聡美は横になり恵子に身を任せた。
恵子が硬くなり始めた乳首を、舌で舐め上げ口に含む。
「あぁ〜。舐めてもらうの、久しぶり…」
聡美は目を閉じて感触を味わった。
「祐梨さんにもできるようになってもらわないとね」
先日、この医務室で聡美と恵子は、後輩の祐梨に便秘治療を施した。
治療は成功した。
祐梨の便秘は思ったより重症だった。
二人が見守るなかで、祐梨は驚くような大量の排便を見せたのだった。
しかし、その治療の過程で、二人は祐梨を性感の谷に落とし入れ昇天させてもいた。

聡美に先日の記憶がよみがえる。
まさにこのベッドで祐梨は快感に喘いだのだった。
「恵子、思い出してきちゃった。あれ使って」
聡美はレース柄のショーツを脱ぎ、かごに放り入れた。



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