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LADY GUN
【推理 推理小説】

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悪魔の微笑-9

 矢沢は放尿を被った事などお構いなしの余裕の表情を浮かべていた。
 「リベンジしたね?フフフ。」
恥辱的な顔をしながら弁明する亮子。
 「ち、違います…リベンジしようだなんて…あぅっ!」
矢沢に再びクリトリスを刺激されると亮子はまたチョビッとお漏らししてしまう。
 「へへへ…」
 「や、矢沢さんのイジワル…」
すっかり可愛らしい女になってしまった。そしてビショ濡れになった性器を丁寧に舐める矢沢に亮子はもう矢沢より優位に立つ事ができなくなった。
 「矢沢さん、素敵…。今夜は好きにして下さい…」
 「その言葉、待ってたよ…。」
それからの矢沢はすっかり男を思い出したかのように亮子の体で獣的な一夜を過ごした。ずっと響き渡った亮子の悶絶。当然若菜は触発され朝までオナニーを続けたのであった。
 「お隣さん…、凄い…。や、ヤバい…今日仕事にならないかも…」
しかし職務をサボる訳にはいかない。目の下のクマを入念に隠し石山と待ち合わせの時間より少し早く部屋を出た。すると偶然隣の部屋から人が出てきた。あんな激しい夜を過ごした2人は一体どんな顔をしているのか気になりさりげなくチラッと見た。
 (び、美人…!あんなモデルみたいな人があんな事やこんな事を…)
意外過ぎて驚いた。一緒のエレベーターに乗りフロントまで行く途中はドキドキしっぱなしだった。
 「また会ってくれますか?」
 「ああ。」
 (よっぽど良かったのね…。私もまた会いたいって思えるような男が欲しい〜!)
羨ましくて仕方なかった。
 ドアが開き先に降りた若菜。やはり気になり2人に視線を移すと女性と目が合った。
 (え?私を見て微笑んだ…?)
女性が自分を見てニコッと笑ったような気がした。
 (気のせいかな…)
若菜は思い過ごしかと思いながらレストランへ歩いて行った。
 矢沢と別れた亮子。携帯を取り出し電話をかけた。
 「あなた以上ね、あなたのアニキは。はまっちゃったわ。暫く愛人になってもいい?」
電話の向こうで悪魔が微笑する。
 「根は神に仕えた有能なレイパーだからね。さすが矢沢アニキだ。楽しませてもらえ。俺はあのお嬢ちゃんに捕まらないよう新たな場所で楽しむことにするわ。じゃあ気をつけろよ?」
 「お嬢ちゃん?超キレイな大人の女じゃん。早く犯しちゃなよ。モロタイプじゃないの?」
 「フフフ、まぁご馳走は最後に残しておくのがいいからね。じゃあそのうちな?」
 「うん。またね。ここは任せてよ。私がお金を全部吸い取ってあげるから。」
亮子は電話を切った。
 「上原若菜か…。ククク、まだまだだな。壁一枚隣に喉から手が出るぐらい捕まえたい男がいるのにオナニーしてるようじゃあな。ククク!まぁ楽しませてはくれそうだ。」
 悪魔は笑い、そしていなぎ市を出て行くのであった。


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