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LADY GUN
【推理 推理小説】

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田口徹-10

 婦警らが大量に監禁されている倉庫。監禁という暗いイメージとは反して、監禁されている婦警ら達は性的要求をされる以外はある意味快適だった。エアコンで快適な温度が保たれシャワーも十分に浴びられ清潔だ。洋服や制服、下着もほぼ毎日洗濯されている。それは田口が不潔な女はやる気が失せるとの指示が出されたからであった。
 たださせられる事は屈辱極まりない。食事は全て精子がかけられた後と決まっている。体は好きな時に好きなだけ触られる。今、床に並ばせられた婦警達はしゃがまされ一斉放尿ショーをさせられていた。
 「うひゃ!美香ちゃん、スゲー飛沫!!」
 「由香里ちゃんのションベン、オレンジジュースみてー!」
屈辱に耐える毎日は変わらない。少量だが、コカインも吸わされ中毒の一歩手前だった。
 既に麻薬中毒になっているのが加藤綾美だ。コカインが切れた瞬間は半狂乱してコカインをせがむようにまでさせられてしまった。田口の足元にすがりつきせがんでいる。
 「コカイン下さい…、田口様…お願いします…!!」
 「じゃあほら。」
目の前に出されたペニスに迷わずしゃぶりつく。涎を垂らしながら餓えた獣のようにむしゃぶりつき精子を飲み込む。
 「ほら餌だ。」
 「!!」
夢中で吸い尽くす綾美。ようやく落ち着きを取り戻す。
 ソファに座り田口に身を預ける綾美の胸を揉みながら言った。
 「お前の出番が来たぞ?フフフ、お前には大事な大事な、重要な利用価値があるからなぁ。楽しみだ。ククク!」
綾美の乳首をギュッと摘み、歯を食いしばりながら詰り始めた田口。すっと立ち上がり部屋を出て倉庫の中の覆面集団に向かい叫ぶ。
 「時は来た!やるぜ?世紀の一大イベントだ!クソ警察を俺らの足元に這いつくばらさせてやるぜ!いいか!!」
 「ッシャー!!」
沸き立つ覆面男達。婦警達は今から何が起こるのかと不安な顔を浮かべていた。
 「皆川静香に復讐だ!!」
田口は一発の銃弾を天井に向け撃ち放った。
 田口徹の復讐劇が、始まる。


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