モンスター=…-7
ハァハァと荒い息を何とか整えながら綾美は一度生唾を飲んで口を開いた。
「現在…田口さんの勃起なされた太くて大きい男性器が、加藤綾美の愛液が溢れ出した女性器に挿入され…激しく燃えております…ハァハァ…」
端正な顔をいやらしくニヤ〜っとさせた田口。
「加藤さん、そちらの様子はいかがですか〜?」
「と、とても気持ち…イイです…。濡れ過ぎた私の膣内に堅い男性器が擦れて…とても気持ちがイイです…。ハァハァ…。」
「女性器をもう少し分かりやすい言葉で表現してくれますでしょうか?」
「ハァハァ…お、お…ぉま…んこ…」
顔が真っ赤だ。ムラっとするぐらいのマゾ顔に田口は喜ぶ。
「ちょっと電波が悪いようですね?もう一度はっきり言ってもらえますか?」
綾美は悩ましい目をしながら田口を見つめる。
「オマンコ…です。」
「まだ聞こえませんね?何回か言ってもらえますか?」
綾美は益々顔を赤らめながら言う。
「オマンコ…オマンコ…ハァハァ…。オマンコ…オマンコ…オマンコ…。加藤綾美のオマンコです…。」
そんな綾美を満足気にニヤリと笑い言った。
「ス・ケ・ベ…。」
綾美の体はカーッと熱くなった。恥ずかしくて気が遠くなる。
「俺のは何て言う?知ってる呼び名を全部言え。」
綾美は恥ずかしさを堪え忍びながら応える。
「オチンチン…チンチン…チンポ…チンポコ…ハァハァ、ポコチン…キンタマ…タマキン…ペニス…」
更にニヤ〜っとする田口。
「チンポコだのタマキンだの、そんなはしたない事を良く平気で言えたもんだなぁ?綾美ぃ。」
「ああん…」
言葉責めでも感じてしまう綾美。もはや全ての行為が快感となり綾美に注入される。
「これからオチンポって読んで貰うか。」
「オチンポ…」
チンポとか、まるで小学生男児が言いそうな言葉だ。大人の女性が言う言葉ではない。そんな言葉を口にさせられ恥ずかしくて仕方ない綾美だが、それが逆に興奮してしまう。
「綾美の大好きなオチンポ、たっぷり味わえよ!!」
田口は腰を激しく振り始める。
「ああん!ああん!」
体が浮いてしまう程突き上げられる。綾美は田口の首に手を回し抱きつく。
「気持ちいいだろ…?」
首筋を舐められ鳥肌を立てる。
「ああん…!ああん…!」
「フフフ、抱き付いていなきゃいられないみたいに、これからの綾美は俺にすがらなきゃ生きていけないんだよ。フフフ。」
その言葉の意味は田口の精子を顔に浴びて快感が引いて言った時にようやく分かった。
セックスが終わり床にグッタリしていた綾美。体から快感が消えた時、フラッと上半身を起こし、目の前に立つ田口の足にすがりながら言った言葉がその答えだった。
「コカイン…下さい…」
田口を見つめる綾美の瞳は、もはや絶対服従を誓った奴隷のようなものだった。