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LADY GUN
【推理 推理小説】

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モンスター=…-6

 感じている顔を見つめられている綾美はニヤニヤしている田口の顔を見て妄想が広がる。

 付き合ってもない男に犯されて感じてるヤリマンが…。
 こんなに濡らして、お前は根っからのスケベなんだな、ヤリマン!
 ケツの穴、丸見えだぞヤリマン!
 ヤリマン!ヤリマン!ヤリマン…

頭の中でリフレインして響き渡る。きっとそう思われているのだろう…、そう思うと興奮してしまう。ヤリマンという響きが綾美の心に恥辱的に突き刺さり性を動かされるのだ。これもコカインの影響なのかも知れない。
 「立ちバック、好きだろ?」
 「はい…。」
とっさに答えてしまった。
 「どうしてだ?」
 「あなたが思ってる私の答えと同じです…。ハァハァ…。」
 「へぇ…。俺は何て思ってると思う?」
 「バックで突き刺されて…犯されてる感じが…いい…と。」
 「ククク!」
笑われて恥ずかしい。しかしそれがたまらなく興奮する。
 「きっとあなたは私の事をヤリマン、ヤリマンと卑下しているんでしょう…。ああん…!」
言わなくてもいい事まで口にしてしまう。
 「だってお前、ヤリマンだろ?」
 「ち、違う…」
 「ヤリマンだよ、お前は。じゃなきゃレイプされてんのに感じる訳がない。お前はエロいヤリマンだよ。暇があればマンコに何かを突っ込んでいなきゃ頭がおかしくなってしまうヤリマンだ。」
ヤリマン呼ばわりされる度にゾクッとしてしまう。決してヤリマンな訳ではない。しかしヤリマンと呼ばれると無性に興奮してしまうのであった。それは田口も理解している。知っていてわざと恥辱しているのだ。
 「綾美ぃ、チンポ好きか?」
綾美は迷わず答えてしまう。
 「はい…。」
と。
 「そうだろうな。フフフ、じゃあ大好きなチンポが自分のグッチョグチョのマンコに入ってるとこを見せてやろう。」
田口はペニスを抜き綾美を対面させる。そのまま体を押し壁際に追い込む。綾美の背中が壁につくと綾美の右足を持ち上げて挿入した。
 「ああん…!」
対面立位でゆっくりと挿入する田口。
 「ほら、見ろ。」
頭を押し顔を下向かせる。すると綾美の目に自分の愛液でギドギドし黒光りを増した太いペニスが自分の性器に出入りしている姿が見えた。
 「入ってるぅ…ハァハァ…あん!」
悩ましい目つきで挿入部を見つめる綾美。視覚と快感で綾美の煩悩が刺激される。
 「今の様子をニュース風で伝えてみろ。」
 「えっ…」
戸惑いながらも頭の中で原稿を思い浮かべてしまう綾美だった。


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