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LADY GUN
【推理 推理小説】

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モンスター=…-8

 綾美が薬物依存症になったと確信した瞬間から、それまで浴びるように吸わせていたコカインを与える回数があからさまに減った。まずはご褒美としてコカインを与えるようになった田口。コカインが欲しければ何かしらさせられる綾美。美味しい餌を知った綾美はご褒美が欲しくて何でも要求に応じた。
 一つ何かをしたからといって与えてくれる訳ではない。いくつもの要求に答え、田口を満足させる事が出来て初めて与えられる。綾美はコカイン…いや快楽欲しさにどんな要求にも応じた。部屋での行為は綾美が監禁されてから常に撮影されている。初めは気になっていたビデオカメラも写真撮影も今ではもはや気にならなくなっていた。
 「綾美、そのコップに小便しろ。」
 「はい…。」
綾美はテーブルの上に乗りしゃがんでコップめがけて放尿する。ジョジョジョと音を立てて水嵩を増す綾美の放尿。全て出し尽くした時のチョビッと落ちる最後の搾り液の音が田口には何とも言えない興奮を呼んだ。
 「コカイン…下さい…。」
今日5回目のおねだりだ。しかしまだ一度もご褒美を貰っていない綾美はもう限界だった。
 「ションベンぐらいじゃやれねぇよ。」
 「お願いします…、コカイン下さい…。私…もう…」
相当餓えている様子を田口は楽しむ。
 「じゃあ屁をしてみろ。」
 「お、おなら…」
性的恥辱ならもはや自らの興奮に変えられるようになった綾美。しかし屁にはまだ恥ずかしさだけしか感じない。
 「ほら、早くしろゃ。プゥゥッ〜てよ。そしたらやるよ。」
 「本当にくれますか…?」
 「ああ。やるよ。」
田口には綾美の目から決意を感じられた。綾美が黙る。下半身に集中している姿がいい。正座して若干尻を浮かせる綾美。一瞬田口を見たが、すぐに恥ずかしそうに俯いた。
 (おっ!出るな!)
そう思った瞬間だった。
 「プッ…ププッ…プスゥゥッッ…」
踏ん張る表情の綾美の表情も良かった。
 「ハハハハ!加藤綾美が屁をこいたよ!!プスゥゥッッだって!最高じゃん!臭せぇのか?」
田口は綾美の尻に鼻を寄せた。
 「く、臭さっっ!!お前、そんな綺麗な顔してどんだけ臭い屁をかますんだよ!!びっくりしたぜ!ラリっちゃいそうだよ!」
 「…」
顔を上げられない程の恥辱を与えられた綾美。
 「しょうがねぇなぁ、ほら。手を出せ。」
綾美が掌を広げて差し出すと、田口はコカインを掌に乗せた。
 「スーッ…スーッ…」
待ちきれんばかりに全てを吸い込む綾美。ようやく満たされた表情を浮かべた。次に求めるのはトリップした状態でのセックスだ。
 「して下さい…」
綾美はバックの体勢になり尻を差し出す。
 「しょうがねぇなぁ…ククク」
田口は綾美をバックで犯す。
 「ああん!イイッッ!気持ちイイッッん…!!」
綾美は声が枯れる程に大きな喘ぎ声をあげ、エクスタシーで絶叫した。
 綾美はコカインに飢えた毎日を送っていた。


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