う-6
「のぐち・・・・さ・・」
「チコちゃん。すごい。濡れてる」
くちゅくちゅと静かな部屋に響き渡る音が
2人の身体をさらに引きつけて
「いい?」
という声とともに野口さんが私の中に入ってきた。
フワフワと酔いの回る頭と体で必死に野口さんにしがみついて
キスを受ける。
「チコちゃ・・・・んっ」
軽く歪んだ野口さんの顔が
私の感覚をさらに狂わせる。
乳首を噛まれてその刺激にビクっとなった瞬間
身体の奥が震えて
波にのまれた。
「あ・・・あ・・・ぁあああああ・・・ぁぁぁ」
「明日は土曜日だから、仕事休みだろ?安心して眠りな」
遠くで野口さんの声が聞こえて
私は髪をなでられて眠りについた。