投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

母娘指南
【その他 官能小説】

母娘指南の最初へ 母娘指南 2 母娘指南 4 母娘指南の最後へ

母娘指南-3

 シャワーを浴びてバスタオルを巻き付けた早紀がソファに座ったのを見て、佳代は自分の寝室に招き入れた。仰臥の体勢の方がより自然体だろうと思ったのだ。

 布団に仰向けになった娘の体を見下ろして、佳代は感嘆の想いで息を呑んだ。
(美しい……)
艶やかに輝く肌。胸もいい形である。乳首、乳輪の恥じらうような桜色。まだ男を受け入れていないという先入観を除いても、全身が処女の光沢を放っているように見える。二十五歳といえば熟した大人だが、瑞々しさに潤っている。長いこと一緒に入浴していないから成熟した裸体を見るのは初めてである。

「膝、立ててみて」
さすがに恥ずかしいのか、早紀は目を閉じて心持ち脚を上げながら膝を折った。
 薄い陰毛。あまり縮れていないのは自分に似ている。丘はふっくらとしているが、小さい唇は厚みがなく、亀裂に挟まれている。佳代のものはつまんで広げられるほど大きい。
 まじまじと誰かの陰部を見たことはない。
(人それぞれ、いろいろなのね……)

「触るわよ」
早紀は目を開けて頷いた。
 まず、中指でそっとなぞる。
「あ……」
早紀が声を洩らし、お尻の穴がすぼまった。
「力を抜いて。楽にね」
潤いはあるが、念のため指を口に含んで唾液をまぶした。
 差し込む……。
「うう……」
「痛い?」
「ううん、平気」
締まっていて、きつい。が、入る。
 第二関節あたりまで入った時、早紀のお腹に力が籠って膣口が絞り込まれた。
(何?これ……)
指が締め付けられた。いや、締めつけというより膣が一気に縮んだ感じだ。
(どうしたんだろう……)
指は動くがすんなりとはいかない。早紀に踏ん張っている様子は見えない。
 いったん抜いて再度挿入するとすっと呑みこまれる。だが、
(あ……)
また……。まるで空気が抜けて真空になっていくような抵抗感がある。指一本でこれではペニスはなお困難であろう。

「どう?お母さん」
「早紀、深呼吸してみて。ゆっくり」
「うん」
大きく胸が上下して腹部に弛みが見えると膣の硬直は嘘のようになくなった。ぬめりの中を指がぬるぬると潜っていく。
(だいじょうぶじゃない。二十五歳の女だもの……)
きっと緊張による一時的な収縮だと佳代は判断した。佳代だって性体験が特に豊富なわけはない。性器の反応と精神的な関連はよくわからない。でも、これだけスムーズに入るのだし、十分濡れてもいる。それに、クリトリス。つまめるほど大きくて皮から顔を出している。
(あたしのより大きくて張りがある)
自分のを鏡で見たことがある。大きさと感度は関係はないのかもしれないが、夫はコリコリ摩っては硬くなったと歓んでいた。それはもうビリビリ感じたものだ。

(ちょっと……)
触れた瞬間、
「いっ!」
早紀がのけ反って指が抜けた。
「ごめんね。痛かった?」
腹部が波打った。
「痛くないけど……」
「感じた?」
思い切って訊いた。早紀はやや息を乱しながら顎を引いた。

 割れ目からは一筋、蜜が溢れてきた。
「早紀、あなた、正常よ。立派な女性の体。心配ないわ。ただ緊張して体が無意識に硬くなってしまうのよ。その時……」
と言いかけて、ここまできたら挿入の段階の状況も訊いておかないと意味はないと思って彼の動きを訊ねてみた。早紀に緊張からくる収縮があるとしても、一泊旅行の十分な時間の中で結合できないのは疑問である。



母娘指南の最初へ 母娘指南 2 母娘指南 4 母娘指南の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前