下方は寝て待て-1
僕らは毎日、非日常的な事を、日常としてすごしていた。
1週間まつのは毎回長い、今回は日奈のために親も含めて3週間使っているのだ。
今週は特に長く感じる。
スイッチを使って母親を操り、シャワーを浴びてる日奈を覗こうか迷ったけど、
洗濯機にあるパンツの匂いを嗅ぐことで我慢した。
舐めたら病気になりそうだけど、僕の体じゃないから汚れた筋の部分を舐めて吸うと、
すっぱさと塩っぱさが混じった味がした。
リビングに行き、そのままTVを見てたら旦那がエロい事してきたので、
スイッチを切ろうとした時、お風呂場から声が聞こえた。
「おかあさ〜ん バスタオル無いよ〜」日奈の声だ。
こんな大きな声を出すんだなと思いつつ
「ちょっとまってて」と旦那の手をどけて、洗濯物から1枚取ってきた。
洗面所に入ると熱気だけが残り、日奈は風呂場に戻ったようだ。
「ここに置いとくよ」と言いながら洗濯機の上に置くと、突然風呂場のドアが開いた。
「それ、お父さんのじゃん」開けたドアに、濡れた顔だけ出して前髪から水が垂れていた。
二重の大きな瞳で怒っているけど、めちゃ可愛い。
そして右側が見えているけど、ギリで乳首や陰毛は見えなかった、しかし体のラインに思わず見とれてしまった。
「そ、れ、おとおさんの、私のを持ってきて」とふくれっ面で怒る。
ダメだ、異常なほど可愛い、この場で襲いたくなったがぐっと我慢して、
僕は逃げるように母親のスイッチを切った。
ベッドにいる僕は布団に潜ると、
「可愛い〜、少しずれれば見えたのに、よく我慢したよな僕」
日奈の可愛い顔を思い出しながら、自分のをいじった。
いじるついでに紗友里のスイッチをいれたら、オナニーの最中だったので、
紗友里の全身の感覚を堪能しながら僕は自分のを慰めた。
あのチップが時間をかけて全身の細胞に侵食して、本人より僕の命令を優先させる様になるまで一週間かかる。
一週間まった今日、とうとう日奈のスイッチが手に入るのだ。
女性の体は紗友里だけしか知らない。
それでも時間をかけても二人目は日奈と決めていた。
まずはチップの回収にパスタ屋に向かう必要がある。
前と同じように紗友里を連れていき、同じ注文をして時間を測ってお会計にいく。
「はい一万円お預かりします」と日奈が手を出した時にチップが台に転げた。
一瞬早く日奈が拾う「あれ? なんだろうこれ レジの部品かな?」
やばい、それ僕のです とも言えないどうしよう。
日奈はレジのスペースにチップを置いてお会計を入力している。
その時、頭に日奈のスイッチが出来た。
ON。
目の前にレジがあり、置いてあるチップを掴み、正面の僕に渡した。
「これで秋元家はあなたの物です。日奈を沢山使って下さい。」と言わせた。
チップを受け取り
「うん、今日の夜から始めるよ」
日奈は「はい、家族で待っています」と営業スマイルではなく本物の微笑みでかえした。
ちょー可愛い、
OFF
「……あれ、あ! すみません 一万円お預かりですよね」
我に返った日奈は慌ててお釣りを手渡す。
店を出ると、どうにも押し殺した笑いがこみ上げてくる。
僕と紗友里はゲラゲラ笑いながら駅に向かった。
二人で笑うと異常に楽しい。
端から見ると仲のいいカップルにしか見えない。
紗友里と別れて家に帰ると今夜のために寝ることにした。