始まりは深夜-1
夜中の２時に起きて外に出て秋元家の前に立った。
呼び鈴も押してないのに玄関のドアが開く。
「いらっしゃいませ」日奈の母親がいた。
日奈の母親は美人で女優さんのようだけど、着ているスエットの寝間着は
ひまわりのアップリケがしてある可愛い系で、少しミスマッチに見える。
招かれたリビングには皮のソファーに座りついていない大きなＴＶを見ている、日奈とお父さんがいた。
僕のスイッチでも強烈な睡眠から逃れないのか、３人とも気を抜くと首がカックンと落ちている。
それでも全員を集めた。
「これはこれは、よくおいで下さいました。 私が日奈の父親です」と土下座して挨拶させる、
そのまま床に額をつけてイビキをかいてる。
「あら失礼だな、でも最初だからいいよ、今日からこの家の王様になりました。」
３人とも目をつぶりながら土下座して頭を下げている。
アドレナリンを分泌させて無理やり目覚めさせる事はできるが、かなり微量でもハイ状態になるので、
見極めが難しく、紗友里の様に最初から壊すような事はしたくない。
「王様って変かなぁ、まあいいや。 日奈の両親はよく見かけるし、小さい時この家もおじゃました事あったよなぁ」
「その時お父さんは僕の事どう思った？」と父親の前にしゃがむと
「はい、大変利発なお坊ちゃまだと思いました。」と言わせて笑いそうになった。
「お母さんは？」
「はい、賢い子なので、将来は日奈の旦那様にほしいと思っていました」
「わぁお 王様の后にしようと考えたんですか 大胆だね」
「す、すみません。 日奈は王様の肉奴隷にしていただければありがたいです。」
「あらら、母親がそれ言っちゃう？ それから？ それから？」と聞くと父親が
「それから、秋元家の財産は全て王様の物です好きなだけ使って下さい。」
知ってる近所の親なんで、ひれ伏している姿を見ると気分がいい
「財産は僕の物だよ、と言いたいけど、銀行の暗証番号が分からないから無理なんだよね」
所詮一人芝居なので、操っている人の思いなど何も知らないし、それに財産を取るような極悪人じゃない、
ただ、日奈の体で遊びたいだけの小さい人間なのだ。
「気を取り直して、日奈、肉奴隷の儀式をはじめようか」
日奈は顔を上げると「はい、お願いします。」小さく丸い顔で僕を見つめる。
「……かわいい……」思わず声がもれた。
僕は親父にデジカメを渡し、僕達の初めてを撮影してもらうことにした。
「じゃぁ 誓いのキスを……」
「はい」と言って近づく日奈の顔、
やばい緊張してきた。
心臓が早まる。
日奈の大きな瞳が近づいて、日奈の熱い吐息が顔にかかる。
見つめ合いながら、唇が触れたとたん、二人の舌が絡め合う、暖かく柔らかい、
日奈の唾液がドロドロと流れて来て僕の喉を潤した。
夢中でしていたので気づくと２０分も過ぎている。
唇を離し、「これで日奈はあなたの物だよ」と僕達は見つめ合った。
目が大きい、黒目がさらに大きく見える。
見ていると吸い込まれそうに思えた。
胸を揉むとブラジャーをしていないのですぐに乳首が分かった。
でも、紗友里より小さい気がする。
「日奈の体を見てくれる？」と笑顔で言わせた。
「まだ処女だよな？」と確認すると
「うん、誰ともしてないよ」と答えた。
本当かどうかは後で調べられる。
とりあえず全裸を見たいから、
「よし、じゃぁ張り切って脱いでみよう〜」とテンションを上げて片手をあげた。
「うん」日奈は明るく返事をすると寝間着の上着の裾を掴む。
目がキラキラしていて隠してたプレゼントを差し出すような、可愛い顔をして僕を見つめる。
母親は、ヒーナ ヒーナと手を叩いて応援していた。
上着をもったまま交差した手を上げていくと下着がないのでダイレクトに胸がプルンと出てきた。
両手を上げて可愛い顔が隠れた所で止まる。
「わお 思ってたより小さくないね」胸を両手で揉んでみた。
首から上が寝間着で隠れている中から「あん」とか「きゃー」と喜んでいるような声を出した。
日奈の楽しそうな声を聞いていると、僕を完全に受け止めてくれているようで嬉しくて、
日奈の胸にかぶりつき、乳首も紗友里より小さいと思った。
噛んでみると「くすぐったーい」と体をくねらせる。
可愛いので更に吸い続けると、
日奈は上着を脱いでニコやかに「もう、エッチ」と言いって、服を床に落とし、
ちょっと困った顔をしながら、僕の顔をやさしく両手で挟んで顔を近づけると
「まだ沢山見せたいものがあるんだぞ」
とふくれっ面になる。
「やべぇかわいい…」と心の声を、カメラを持っている親父の口からでた。