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【フェチ/マニア 官能小説】

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我慢-1

政夫36歳
■我慢

「あなた、おはよう」
「ああ、千恵子おはよう」
「朝ごはん出来てますよ」
「ありがとう」
いつもの朝が繰り返される。

千恵子は私の妻で31歳。これでも私達は新婚だった。社内恋愛でね。その後、千恵子は会社を辞めて専業主婦になり、私を支えてくれていた。炊事・洗濯、何だって出来た。
曾て私はそんな千恵子が大好きだった。休日はいつも2人して何処かへお出かけ。夫としての細やかなサービスというところだった。私は千恵子の喜ぶ顔が見たかったのだ。
「じゃあ、行ってくるよ」
「はぁ〜い、あなたぁ〜行ってらっしゃ〜い」
千恵子は笑顔で手を振りながら見送ってくれた。

だが、千恵子には1つだけ悩みがあった。それは夜の営み…いわゆるセックスに対して拒絶反応があるということ。
これは私があまりにも経験不足で早漏だったからだ。
私にとって千恵子は、パートナーとして愛すべき存在だった。しかし、その反面、セックスに対して敷居の高い女性であり、愛欲に執着しても愛情には乏しい人間でもあった。

私は千恵子との離婚を考えており、その意思は殆ど揺るぎないものとなっている。慰謝料を請求されたら、出来る限りの誠意は見せるつもりだ。



「という訳で、この離婚届にサインして印を押してほしいんだ」
「あら、私あなたと離婚するつもりなんてないわ」
「正直辛いんだよ」
「ああ、伸二さんと明良さんのことね」
「…」
「あの人達は私のセックスフレンドでしかないの。確かに、私があなたに男性恐怖症だなんて嘘ついてたのはいけなかったと反省しているわ」
「私はもっと早く言ってほしかったよ。なら婚約せずに、お前はもっと相応しい男と結ばれたろうしな」
「いいえ、あなた以外の人はいないわ」
「お願いだ。もう私をこれ以上苛めないでくれ」

「どうしても別れたいの?」
「ああ」

「じゃあ、これでも?」
「えっ?」

千恵子は私の前で着ていた寝巻きを前でハラッと振りほどいた。ベージュ色の下着姿が見える。
「どう?」
き…綺麗だ…千恵子…
私はダメだと思いつつも興奮を隠せない。妻は更に寝巻きを脱ぎ捨てて、床でしゃがんでいる私の所まで寄ってくる。
「ほぉ〜ら、いったじゃない。あなたこんなに興奮して、どう?綺麗でしょ」
千恵子はクルっと横に1回転し、勝ち誇った表情でカラダを見せつける。そして、パンティーを脱いで私の頭に被せてきた。うっ…臭い…千恵子の強烈な体臭だ…
「ねえ、シコシコしてぇ…ああん」
私は妻の誘惑に負けて、股間をシゴき出した。ああ……ポトッポトッ…
「ふふっ、ははっ。あなたいつも早いのよねえ。だから好きなのよお。私も興奮しちゃった。じゃおやすみ」



考えてみれば、こんな生活も悪くないかも知れない。
それに妻がセックスフレンドとして割り切っているなら、あの2人の男も納得の上だろうし。
私としても、生のAVを無料鑑賞出来るんだからな。

本当にそれで良いのか?


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