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毛深い玩具
【フェチ/マニア 官能小説】

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無意識の毛肉-4

 通報されて家宅捜査や親の怒鳴り込みなど、あらゆる不測の事態を想像していた太田は、体調不良と言うことにして翌日の仕事を休んでしまった。
部屋でぼーっとネットサーフィンをして一日を潰したが、特に何の事態も起こらなかった。
もちろん、裏の窓は固く閉ざしてカーテンを閉め、食事ものどを通らずにただコーヒーとお茶だけをがぶ飲みしていた。
いくら仕事の本番が始まっていないにしても連日のズル休みはマズいと思い、引き籠もった次の日からはビクビクしながらも仕事に出かけることに。
1週間ほどは午後からの自主休業サボりもせずに、時間いっぱいまで準備室で資料やシステム構築のデモを作成して、暗くなってからこっそり団地に戻って裏窓は封印してひっそりと生活していた。
「少し心配のしすぎだったかな?」
少し安堵してこれまでに撮影した庭の動画や写真を見返していて、ちょこっと気づいたことがある。
これまでは部屋を暗くしていたせいもあるだろうが、女子中学生は団地の方を気にして見上げるようなそぶりは一度もしていなかった。
それに、ずっと脚を揃えてタオルを干していたのに、あの日に限って部屋の明かりを確認してから、これまでになく脚を開き、堂々と裸を見せつけて窓に顔を向けてわずかに微笑んでいたような…。

 いつも通り弟妹と一緒に入浴中の沙土子は、曇りガラスの向こうの玄関の土間に人の気配を感じた。
「すいませーん」
訪問者は何度か声をかけるが誰も玄関に現れる気配がないので、ガラス戸を開けて顔を覗かせてみると宅配便の屈強なお兄さんが荷物を持って立っていた。
「おい!誰か来てるぞ!」
居間の方からとうちゃんの声が聞こえるが、かあちゃんほか誰も応答がない。
しょうがないので沙土子はガラス戸を開けて浴室から出て、軽くバスタオルで身体を拭いて対応する。
「これ、重いんで、置いていいですか?」
「ごめんなさい、ここに、こっちに置いて下さい」
ベリーショートで豊満な女の子が全裸で浴室から出て来て驚く宅配のお兄さんだったが、沙土子は何の躊躇もなくまったりとした口調でバスタオルを巻くでもなしにそのまま近づいた。
「ハンコかサインお願いします」
簀の子の上で身体を拭いたバスタオルを元に戻して、真っ裸のままで近づく女の子から目が離せない。
宅配便のお兄さんの真っ正面に立ってから、気づいたようにハンコを探しに玄関脇の下駄箱あたりに。
ベリーショートで童顔のおたふく顔とはうらはらに、大きく揺らす乳房や下腹部の密林に視線が突き刺す。
「あれ?ないわぁ」
ハンコを探す後ろ姿の、つるっとしたまん丸お尻と太い脚を眺めながら、
「サインでいいですから」
濡れた足が板の間で滑らないようにヨタヨタとぎこちなく歩いて戻ってくるため、弾けそうなオッパイとぷっくりしたお腹がぷるぷる揺れる。
荷物の前まで来るとおもむろにそのまま脚を広げてしゃがみ込んで、サインする場所を探す。
宅配便のお兄さんも沙土子に合わせてしゃがみ込んで前のめりに、伝票の受け取りの囲みを指差す。
至近距離で裸体を目の前にして、サインを書きながら揺れる乳房やおへそから薄く連なる陰毛、濡れてぺったり張り付いた陰毛から垣間見える割れ目を、沙土子の顔と交互に見比べていた。
「これでいいですかぁ?」
サインを終えてペンを宅配便のお兄さんに渡そうと腕を伸ばしても、のほほんとしたにこやかな笑顔のまま、しゃがんで脚を開いた姿勢そのまま。
腕を伸ばすとちょろっと生えかけの腋毛が目についた。
昨日プール授業があったため一昨日の夜に剃ったばかりだったが、早くも毛根からは黒い芽生えが散見される。
ペンを受け取るとその腕を大きく後ろにそらして、生えかけの腋毛をさらに丸見えにした。
『喜んでもらえるなら、いつまでも裸見ていていいですよ』
そんな沙土子の心の中を見透かしたように、さらに股間に顔を近づけた。
『それじゃ遠慮なく、オマンコもっと見せてみな』
宅配便のお兄さんの希望に応えるかのように、沙土子はそのままの姿勢でどさっとお尻を板の間に下ろした。
陰毛の密生は左右に分かれ、肉付きが良く中身や具は見えないものの、左右に引っ張られるようにスジの突端に陰核の包皮…クリの皮が押し出される。
もはや荷物の上に乗り出した宅配便のお兄さんは、女子中学生のまんこに顔を思いっきり近づける。
鼻息を割れ目に感じる沙土子は、3年前の夏の日の秘密の遊びを思い出していた。
「おい!玄関、呼んでるぞ!」
「あらあら、すいません、気づかなくて」
とうちゃんとかあちゃんのやりとりが聞こえた。
宅配便のお兄さんはハッと気づき、身体を起こして伝票をはぎ取って立ち上がった。
「何年生?」
「中1」
「そっか、いい子だね」
「うふっ」
「ありがとうね」
外廊下からかあちゃんが小走りで玄関に顔を出す。
「ごめんね、離れにいてわかんなかった」
「じゃあ、お届け物確かに」
宅配便のお兄さんは頭を下げてくるっと玄関を後にした。
「ご苦労様」
後ろ姿に声をかけるかあちゃんは、真っ裸で対応した13歳の娘には何の違和感も感じずに、風呂上がりで玄関がびしょびしょになっていることを問題にした。
「あらあら、びっしょびしょ、拭かないと。あれ、これ重い、とうちゃん、これ持って行ってな」
沙土子は上気したまま、また風呂場に戻る。
ほんのわずかな時間だったはずなのに、すごい長い時間のような気がしていた。


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