フランマ-3
フランマの中にたっぷり出して、フランマも一緒に感じたようだった。膣の中がビクンビクンと動きまるで喉を鳴らして男根から出る精液を飲み込んでいるようだった。
次の日の夜になるとフランマの方が僕のところに来るようになった。
「陛下さま、本当に誰にも言わないでくださいまし。この通りお尽くししますので」
「いや、無理にしなくても良い。お前も毎日は大変だろうから」
するとフランマは首を振って、恥ずかしそうに言うのだ。
「陛下さまとおそそをするのは、とても良い気持でございます。私は我慢できません」
そういうとフランマは裸のまま僕の上に跨ると自分で僕の男根を膣の中に入れた。もうすっかり濡れているので、僕の男根はぬるりと入った。
そうすると、フランマは騎乗位のまま腰を浮かせて、両手で自分の乳房を掴みながら激しく上下運動をし始めた。さらにその上下運動に円運動や8の字運動を加えて、腰を自在に動かし始めたのだ。フランマの膣の周りには無数のインナーマッスルがあるのだろうか? 腰がしっかりして逞しい分、女官たちでは発達していない筋肉があって、それが膣の外側から僕の男根をグリグリと攻めて来るのだ。
僕はフランマのリズムに合わせて、より早くより気持ちよく互いの性器が擦れるように腰を動かした。そして、またたっぷり射精した。フランマはその後性器を外さずに繋がったままじっとして余韻を楽しんでいる。
やはり精液を飲みこむような膣内壁の動きがあって、僕は最後の一滴まで搾り取られたような感覚を覚えた。
実際フランマは性器を外した後も手で押さえて精液が膣口から零れないようにし、すぐ仰向けに寝た。
「陛下さま、もし私が陛下のお子を孕んだらどうしたらいいでございましょうか」
「心配するな、そのときはお前が世継ぎを生むことになるのだ」
「でも、もし陛下が病気で亡くなっていたら、誰もそのことを信じないのでは?」
僕は頷くと証書を書いてあげた。もしこの者が妊娠したとしたらそれは朕が山荘に滞在中に密かに手をつけたためで、お腹の子は間違いなく世継ぎである。そういう風に書いて渡した。
フランマは喜んでその証書を仕舞った。
次の日からは朝から精のつくものを沢山食べさせてくれた。医者の指示以上のものを苦労して集めて来て、山の芋や卵、薫菜、魚肉など惜しみなく料理して出してくれた。
その代わりフランマは毎晩僕のところに来て交わった。そして精液をすっかり搾り取ると、子宮に送り込んでいた。フランマは腰の筋肉がとにかく発達していて、その為か膣周辺の筋肉が強靭なのだ。水汲み・薪割り・洗濯などの他、村に戻れば畑仕事も人の倍働くという。
彼女の人生は労働で満たされているのだ。そして彼女は僕が水汲みや薪割りをしたことで、その労働を通して僕を高く評価したのだ。そして今はセックスということを覚えて、そのセックスを通して僕を評価しているらしい。
彼女は言葉で褒めても反応しない。だが体を通しての触れ合いには反応するのだ。
そして彼女はセックスの結果としての妊娠・出産に希望を持っている。
彼女にとって人生の幸せとは、労働すること、妊娠・出産することという風につながっているのだ。
7日間が終わって、僕はわざと主治医には会わずに宮殿に戻った。
すると、黒目がちの美少女ビニーネが会いに来た。腰まで垂らした長い黒髪。細長い首に花びらのような唇。抱きしめれば骨がないような柔らかい体。
僕はキャンプ生活?から戻って目が覚めた。ここに最も美しい娘たちがいる。その艶なる眼差しを見ているだけで極楽にも登る心地がする。それをこうやって体を交えると、僕の腰の動き一つで甘い蜜のようなよがり声を出し、歌うように言葉の珠を数珠のようにつなげて体だけでなく心も愛撫してくれるのだ。
僕はビニーネの中に精液を吐き出した。
すると今度は後宮の花の精と言われるフロンデが来た。真っ白い肌に薄紅の頬と瞼、そして真珠のような歯並びで笑いかければ、鳥は飛ぶのを忘れ地に落ち、魚は泳ぐのを忘れ溺れ死ぬ。花々は咲くのを忘れ蕾のままで散るとまで言われた絶世の美少女だ。
僕はフロンデと交わって至福の快感で全身が痺れる思いだった。だがもう精液は一滴も出ず。射精なしに絶頂に達したと思ったら、心臓が締め付けられるように痛み、やがて目の前が暗くなった。
暗闇で声がする。
『陛下が崩御された』『陛下の証書を持った娘が現れました』
僕は世継ぎはどうなるのだろうと漠然と他人事のように考えていた。