PiPi's World 投稿小説

名探偵 鳴海清隆─新たな人生の始まり─
推理リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 3
 5
の最後へ

名探偵 鳴海清隆─新たな人生の始まり─ 5


 そのとき、一瞬歪んだ清隆の表情をまどかは見逃さなかった。

 「……清隆さん、まだなにか隠しているでしょう」

 「へ?」

 ポーカーフェイスにはそれなりの自信があった清隆は、図星をつかれて呆気なく狼狽えてしまった。

 「いや、ないよ? なにも」

 「ウソね」

 あっさりと見抜かれてしまった。まったく、妻の目というものは侮れない。

 「……うん、話しておいた方がいいかもしれない」

 そう切り出すと、清隆はもう一度さきほどの手紙を手元に寄せた。


,
の最初へ
 3
 5
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す