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クロス大陸戦記
その他リレー小説 - 戦争

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クロス大陸戦記 1

クロス大陸と呼ばれる大陸がある。
この大陸には、ドラゴンや、エルフ、ドワ−フら亜人達、魔族、そして人間が存在する。そして、”剣と魔法と信仰が支配する大陸“と呼ばれる。
クロス大陸にはいくつもの王国が栄えている。
もっとも大きいのが、大陸の西部に位置し、罰と支配の神ローグスの教義を実施する者のために存在する国家、『ローグス教国』。
大陸の北部には『魔竜王国デスム−ト』がある。
ドラゴンを支配し、自らもドラゴンに姿を変える竜魔法使い。
魔竜王グローズが治める国だ。
そのデスムートの南東にある『大地の王国アルア』は、文化の栄えた国として知られている。
幸福と大地の神アリスを信仰する王国で、最近アリス神殿から、その身にアリス神を降臨させる事に成功した聖女が誕生したそうだ。
大陸の南部にある『砂漠の王国アリバ』は、冒険王アラジンが治める平和な国だ。
その西部にある『岩の国ガルタ』は、ドワーフの王ギルバの治めるドワーフの王国だ。
きらびやかな細工物や性能の良い武器を作り上げ。
その品物で貿易をする為、貿易の王国とも呼ばれている。
そのガルタの北にある『森の王国リスト』は、エルフの国という以外は謎である。
そのリストの北には、闇と自由の神ルーズを主神とする王国。
『無法の国エンド』がある。
最近、魔皇帝と名乗る赤眼の戦士がクーデターを起こし、内乱が続いている。
そして、大陸の中央部に位置する王国『神聖帝国ゼビア』は光と法の至高神ゼウアを信仰する王国で、騎士団の強さは大陸一と言われている。
そのゼビアの首都ロークにある王城の一室で二人の男が話していた。
「辺境の南部軍に転属されると言うのは本当か。」
静かに語りかけるように聞いてくる男は。
40代前半で髪は銀色眼光は鋭く、頑丈な鎧を全身にまとい、腰には長剣を差していた。剣と鎧はセットらしく、薄い緑色で装飾されている。
おそらく剣も鎧も強力な魔法が付与されているだろう。
「はい、父さん明日には出発しないと行けません。」

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