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憂鬱の種
その他リレー小説 - ファンタジー

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憂鬱の種 2

「ん?俺、おれはね秘密♪」
「お前卑怯だぞ!」
「明日成功したら見せてやるよ、じゃあな」
まったく朝から騒がしい奴だな

こんなゆる〜い感じで入学式までは問題なく終わった、
そして午後雨もあがって軽く太陽が見えてきたころ

「麻崎隼人君」
俺の番がきた
「何回も説明を受けてるからいいと思いますけど、もう一回言いますね、部屋に入ると魔法陣があります、その上に立って魔法陣の光が消えるまで、自分の願いを想ってね、途中で変なこと考えたらだめよ、わかった?」
「はい」
そういって部屋に入った
考えてたのよりもシンプルな魔法陣が描かれていた、えっと、自分が風を操ってるイメージを、そのとき
<カラン>
何かが落ちた音がした辺りを見回してみると
窓の外にとても綺麗な虹が出ていた、そして落ちたのは鉛筆に付けるキャップだった、頭の中が虹のすごさの感動と、今が儀式の最中だと言うことで真っ白になった・・・
後は言うまでもない、とても悲惨な結果にだった


俺が手に入れた能力はキャップをかぶせれるもの、鉛筆とか棒状のものに、キャップをかぶせると棒状のものの様々な数値を変えることができるという、よくわからない力だ
先生によれば虹を見たという想いが強いため能力としてのレベルは高いらしい、、、
「この力にレベルって関係あるのかな?」
簡単に言えば重さとかを変えれる、、、鉛筆の重さを変えたところで何になるかは分からない、分かりたくもない
いまさらながらに変更したいと切実に思う、だがお約束どうりに無理らしい、世界は俺に冷たいようです、
「また悔やんでんのww」 
「うるさいライカお前に俺の気持ちなんか分かるものか」
「まぁそう言うなって、さて授業も終わったし帰るか、そういえば駅前に新しいゲーセンできたらしいぜ、行ってみないか?」
「え、あぁ、いいよ」
どうせ今日はやることないし別にいいか
「お!意外だな隼人が来るなんて、断られると思ってたよ」
失礼な、俺はただ家からなるべく出たくないだけだから、てかこいつ断られること前提に誘ったのかよ
まあいいや早く行こうぜ



「そういえば今日の能力実習どうだった?」

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