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クロノセブンス
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クロノセブンス 52

ライオネルのその言葉を聞くと、リッディは立ち止まり振り返る。

「いいかオッサン、仲良しゴッコをする為にここに来た訳じゃねえ!!ブラッドを逃がす訳にはいかねえんだ」
「彼が信頼に足る人間という事か…」
「いや、大義を成すには犠牲も必要という事だ」
「…………」
リッディは声を出さずに笑った。それを見てライオネルは思った、「フッ、冗談か」と。
二人の行くては蛇人間たちに阻んでいた。リッディが曲刀を抜く前に、ライオネルがそれらの頭だけを撃ち抜いて死体を横切って行く。それが何回繰り返された時だろうか、二人は全面硝子張りの部屋に出てきた。不気味な赤色の空が二人を包み込む。

「人は生まれ死ぬ。この繰り返しにどのような意味があると思う?ビグ王、シルフィン…」
そこにはブラッドとシルフィンの姿があった。


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